【陸上】不破聖衣来、マラソン挑戦へ「強い思いある」実業団初陣で手応え…7月にハーフ出走予定

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2025年05月24日 05:01  日刊スポーツ

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陸上東日本実業団選手権 女子1万メートル決勝のレース前にリラックスした様子を見せる不破(撮影・藤塚大輔)

<陸上:東日本実業団選手権>◇23日◇第1日◇埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場◇女子1万メートル決勝



4月に三井住友海上へ入社した不破聖衣来(22、せいら)が実業団デビュー戦に臨み、32分50秒03で5位となった。日本人では3位だった。


日本歴代3位の自己ベスト(30分45秒21)とは2分以上の差があったが、調整の一環のレースを順調に走り切った。「32分半をターゲットにはしていたんですが、最低限33分を切ることができて良かったと思います」と手応えを口にした。


拓大では2年時から故障の影響もあり、約1年半にわたって実戦から遠ざかった時期もあった。4年時に復調の兆しを見せ、今レースへ向けても体と相談しながら継続的に練習。目安としていた32分台に乗せ「ひとまずデビュー戦で1レースを終えることができて、安心しています」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。


27年のマラソン挑戦へ向け、次戦は7月上旬にオーストラリアで初のハーフマラソン(ゴールドコースト)に臨む予定。「マラソンに挑戦したいという強い思いがあるので、今年は距離を伸ばしていければと思います。今季は1万、長くてハーフを目標にしている。1万メートルであれば32分半を切りたい。ハーフであれば(1キロあたり)3分20秒で押していきたいです」と見据えた。


優勝はカマウ・タビタ・ジェリ(ケニア)で31分56秒72。日本人トップは3位の筒井咲帆(ユニバーサル)で32分40秒35だった。

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