【今日の注目ポイント】帝王賞の前哨戦・平安Sで実力馬が激突

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2025年05月24日 06:00  netkeiba

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平安Sに出走するメイショウハリオ(撮影:高橋正和)
 5月24日(土)は東京・京都・新潟の3場開催。金曜正午の馬場状態は、3場全て芝・ダートともに良となっている。

■平安Sで実績上位のメイショウハリオが力を見せ付けるか
 京都11Rはダート1900mの平安S(GIII)。メイショウハリオは前走の川崎記念でJpnI・4勝目を挙げるなど、ダート界のトップクラスで活躍を続ける古豪。ここに入れば実績は断然で、久々の京都コースでも中心的存在となるだろう。対するは前走マーチSを制し勢いに乗るブライアンセンス、前走で連勝はストップしたが重賞に目処を立てたロードクロンヌなど。

■欅Sで3連勝中のビダーヤがOP初挑戦
 東京11Rはダート1400mの欅S(OP)。ビダーヤは前走の鎌倉Sを勝利し、これで3連勝。昇級初戦でOPクラスへの挑戦となるが、その勢いは本物か。過去3走はいずれも1400mのダート戦で安定したレース運びを見せており、東京コースの1400mも前走で経験済み。OPでも即通用する力はありそうだ。対するは前走の天王山Sで2着のインユアパレス、昇級初戦の前走ポラリスSで2着のコンクイスタなど。

■カーネーションCでエストゥペンダがオークス除外の鬱憤を晴らすか
 東京9Rは芝1800mのカーネーションC(1勝)。エストゥペンダは前走のフローラSで4着。重賞実績からこのメンバーでは上位で、行きたがるところもあるので距離が1ハロン短くなるのもプラスだろう。オークスには残念ながら出られなかったが、ここでその鬱憤を晴らす。対するは全兄にGI・3勝のエフフォーリアを持つジョスラン、前走ミモザ賞2着のクライスレリアーナなど。

■メルボルンTでドウデュースの半弟エンダードラゴンが初の芝レース出走
 京都9Rは芝1600mのメルボルンT(1勝)。エンダードラゴンはGI・5勝馬ドウデュースの半弟。デビューから3戦はダートに使われてきたが、ここで満を持して芝レースに出走。血統や走りから適性はありそうで、どんな走りを見せるか注目が集まる。対するは前走あやめ賞で2着のグラフィティアート、2走前のエルフィンSで2着のグローリーリンクなど。

■シドニーTでオーロラエックスが再浮上を狙う
 京都10Rは芝2000mのシドニーT(3勝)。オーロラエックスは3走前のコントレイルMを勝利しOP入りが期待されたが、続く小倉牝馬Sでは4着と健闘したものの、前走の自己条件・御堂筋Sでは12着と惨敗。今回は自己条件からの再出発となるが、得意の京都コースで巻き返し、再度OP入りを目指す。対するは前走阪神牝馬Sで3着と好走したラヴァンダ、前走の千里山特別の良血馬対決を制したオークス馬ヌーヴォレコルトの仔イングランドアイズなど。

■高尾特別で良血ペリファーニアが巻き返しを期す
 東京10Rは芝1400mの高尾特別(2勝)。ペリファーニアはGI・3勝馬エフフォーリアの半妹。自身も桜花賞3着の実績があり、ここに入れば能力上位。休み明けの前走は崩れたが、ここは巻き返しが濃厚だ。対するは前走同級2着のメイケイバートン、大崩れなく走るカリーシなど。

■京都8Rでシャハザマーンがクラス卒業を狙う
 京都8Rはダート1800mの4歳上1勝クラス。シャハザマーンは半兄にGI馬シャフリヤール、アルアインがいる超良血馬。前走、前々走と連続2着で、ここでクラス卒業を狙う。対するは3走連続3着のタケノシンセイ、前走3着のリアルペガサスなど。

■京都4Rでエーデルヴェーグが初勝利を目指す
 京都4Rは芝1800mの3歳未勝利。エーデルヴェーグは取消明けで仕切り直しとなった前走・阪神芝1600mの未勝利戦で4着。デビュー戦の内容から素質の高さはうかがえ、半姉にはエリザベス女王杯を制したブレイディヴェーグがいる血統も魅力だ。ここは前進必至。対するはGI馬キラーアビリティの半妹でこれがデビュー戦となるキラーチューン、前走がクビ差2着のハートメテオなど。

■節目の勝利までわずか
・横山武史騎手はJRA通算700勝まであと1勝、東京で10鞍に騎乗。
・武藤雅騎手はJRA通算200勝まであと3勝、新潟で5鞍に騎乗。
・泉谷楓真騎手はJRA通算100勝まであと1勝、新潟で2鞍に騎乗。

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