俳優の哀川翔(64)が24日、都内で、主演映画「オールドカー〜てんとう虫のプロポーズ〜」の全国公開記念舞台あいさつに登壇した。
お笑いタレント、あべこうじ(50)の初監督映画で、家族3世代の心の交流を描く感動のヒューマンストーリー。主人公の源太を演じた哀川は「おととしですかね、鹿児島、自分の地元で撮影となりまして、すごく地元の皆さんにお世話になった作品です。こうして全国公開という形になってうれしく思っております」とあいさつした。
出演者たちは鹿児島弁に苦労したという。哀川は「自分は鹿児島弁はしゃべれますよ。ただ、まともにしゃべると何言ってるかさっぱり分からない。こういう問題がありましてね。あまりに鹿児島弁すぎると。この鹿児島弁を、鹿児島弁ぽく、みんなが理解できる言葉にするにはどういう言い方にする? みたいなことをずっとやってましたね」と、意外な苦労を明かした。
またこの日は、哀川の64歳の誕生日。サプライズで妻役の鈴木砂羽(52)に花束を手渡され、客席からハッピーバースデーの歌のプレゼントが贈られた。「困るよねえ、64よ、おれ。ハッピーバースデーなんてねえ」と照れながも「超うれしい!64を迎えましてね、感覚的には20代と全然変わってません。体力的に落ちてるのは確か。だけどね、感覚的に変わってないってことは、まだまだいけますよ」と若々しく宣言した。
娘役の暁月ななみ、あべ監督も出席した。
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