ビモータKB998 Riminiは9月1日に発売決定。価格は693万円でSBKマシンをベースとしたバイクに

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2025年05月24日 17:30  AUTOSPORT web

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2025年モデルのビモータKB998 Rimini
 5月23日、株式会社カワサキモータースジャパンは、イタリアの高級ハンドメイドモーターサイクルブランドであるbimota(ビモータ)の日本総輸入元として『KB998 Rimini』を日本国内で2025年9月1日に販売すると発表した。

 カワサキでは、bimota正規取扱店より2025年モデルの『KB998 Rimini』を新発売する。同バイクはスーパーバイク世界選手権(WorldSBK)で頂点を狙うために生まれたマシンで、それをベースに市販車を販売するため、「ただのストリートマシンではありません」と謳われている。

 今季からWorldSBKを戦っているが、ストリート向けモデルは2025年2月24日までに125台、同年12月31日までに125台を追加で製造予定。FIM(国際モーターサイクリズム連盟)のホモロゲーションに準拠するため、2026年にもさらに製造されて、合計500台が生産される予定だ。

 トレリスフレームが特徴で、シャシーはクロムモリブデン製のメインフレームとビレットアルミニウム合金プレートのふたつの異なるフレーム材料を融合。サスペンションはShowa製、ブレーキはブレンボ、サイレンサーはアクラポビッチを搭載する。

 エンジンはWorldSBKで7度のチャンピオンを獲得したカワサキNinja ZX-10Rの最新ユニットであるNinja ZX-10RRのエンジンを搭載。998cc水冷4ストローク並列4気筒エンジンは最高出力が200PS/13,600rpm、最大トルクは111N・m/11,700rpmを発揮する。

 さらに、パワーモード選択やエレクトリッククルーズコントロールなど、ストリートユースでの機能性も備えている。フェアリングは塗装が施されているがカーボンファイバー製、可変ウイングレットも装備しており、専用のECUが車両速度とブレーキ作動を監視してウイングレットを自動的に調整する機能がついている。

 車両重量は207kg。なお、ABS装着車となり、メーカー保証は2年となる。

 2025年モデルはカラーリングが1色で、生産国はイタリア。発売予定日は2025年9月1日、メーカー希望小売価格は693万円(税込み)となり、bimota正規取扱店で販売される。

 ビモータKB998 Riminiの詳細はビモータのホームページ(https://www.bimota.com/jp/ja/)まで。

[オートスポーツweb 2025年05月24日]

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