小椋藍、初日の転倒で右脛骨上部を負傷。2日目以降は欠場に／第7戦イギリスGP

　5月24日、トラックハウスMotoGPチームは、初日に転倒を喫した際に右脛骨上部を負傷した小椋藍が、2025年MotoGP第7戦イギリスGPの2日目以降の走行をキャンセルすることをSNSにて発表した。

　今季MotoGPクラスのルーキーとして戦っている小椋だが、第7戦イギリスGPの初日に行われたフリー走行1回目の終了間際に、2コーナーで転倒を喫してしまった。その時の状況を後に「タイミングとプッシュの量を間違えて転倒してしまいました」と説明していた。

　そして午後のプラクティスでは一度はマシンに跨りコースへ出るも、わずか1周のみでピットへ戻り、早々に走行を取りやめ。映像ではやや足を引きずる様子も見られていたが、チームの発表によると右脛骨上部の骨折の可能性があるとの診断を受けたことから、スペイン・バロセロナに戻ってさらなる検査を受けるという。

　そのため、2日目のフリー走行2回目開始時のライブタイミング場に名前はなく、以降のセッションをキャンセルし欠場する判断に至ったようだ。開幕から6戦はいい成績を収め、右肩上がりの成長ぶりも見せていただけに欠場はやや痛手となりそうだが、ルーキーオブザイヤー獲得に向けて彼の早期回復と復帰に期待したい。

[オートスポーツweb 2025年05月24日]