<全日本大学駅伝:関東学連推薦校選考会>◇24日◇神奈川・レモンガススタジアム平塚◇4組(1万メートル)
東農大・前田和摩(3年)が約1年ぶりに実戦復帰した。
最終組に登場し、28分30秒25で12位。日本人では7番目だった。肺気胸や腰の故障などで戦列を離れていたが、およそ3カ月前から練習を再開。「走りでチームの力になれてうれしく思う。この舞台に戻れてうれしい」とうなずいた。
1年時から活躍し、2年時には日本選手権1万メートルでU20日本新記録(27分21秒52)を樹立。その後はケガに悩まされたが、復活への1歩を踏み出した。「最後まで脚を動かしきれた。そこは自分を褒めてあげたいくらい。過去の自分ばかり気にしていたらしんどくなる。まだまだ頑張れる」と前を向いた。
今後は10月の箱根駅伝予選会に照準を定める。「チームで出るレースに集中したい。1からベースをつくる1年」と語った。
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4組のトップは東京国際大のリチャード・エティーリ(3年)で27分27秒55。日本人トップは4位の中央大・溜池一太(4年)で28分04秒39だった。
今大会は出場20チームのうち、上位7チームが本大会の出場権を獲得。各校の出走者8人を2人ずつ4組に分けて1万メートルのタイムレースを実施し、合計タイムを争う。棄権者や失格者が1人でも出れば、当該チームは選考対象外となる。
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