ナポリへの移籍を噂されるデ・ブライネ[写真]=Getty Images
マンチェスター・シティに所属するベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネは、ナポリ移籍が近づいているようだ。23日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が報じている。
現在33歳のデ・ブライネの現行契約は、今シーズン限りとなっており、4月4日に正式にフリートランスファーで退団することが発表。それ以降は、アストン・ヴィラやメジャーリーグ・サッカー(MLS)のクラブ、サウジ・プロフェッショナルリーグのチームなどが興味を持っていると報じられた。
これまでに6度のプレミアリーグ制覇を含む多くのタイトルをもたらしてきた同選手に対して、ナポリも強い関心を示していたが、『スカイスポーツ』は「デ・ブライネがナポリ移籍を承認した」と報道。個人条件の最終合意には至っていないものの、現在はナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長の最終判断を待っている段階だという。
またイタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、「ナポリがデ・ブライネに対して2年契約でオファーした」と伝えており、給与額は明らかになっていないが、相当な金額を受け取るだろうと指摘した。MLSのシカゴ・ファイヤーは、より高額のオファーを提示していたものの、デ・ブライネは依然として高い競争レベルでのプレーを望んでおり、ナポリ行きを選択したとみられている。
ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、クラブの補強方針について「より強く、より競争力のあるチーム作りに取り組んでいる。現在も素晴らしい選手たちが揃っているが、さらにトップレベルの選手を加えていく予定だ」と語り、デ・ブライネの加入がその一環であることを示唆した。