レアル、エンバぺの2発で今季ホーム最終戦を白星で終える…ソシエダ久保はフル出場も得点演出ならず

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2025年05月25日 02:03  サッカーキング

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2Gを挙げたエンバぺ[写真]=Getty Images
 ラ・リーガ第38節(最終節)が24日に行われ、レアル・マドリードとレアル・ソシエダが対戦した。

 リーグ戦で2位が確定しているレアル・マドリードは、23日にカルロ・アンチェロッティ監督の退任が発表。宿敵バルセロナに国内3冠の座を許し、UEFAチャンピオンズリーグでもベスト8で姿を消すことになった。それでもクラブに合計15個のタイトルをもたらした名将の輝きが消えることはない。レアル・マドリードでのラストマッチ、有終の美を白星で飾れるか。

 対するレアル・ソシエダは、37試合が消化した時点で勝ち点「46」の獲得に留まり、11位と低迷。得点数はここまで「35」と攻撃面に課題の残るシーズンとなった。そしてレアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督も今シーズン限りでチームを離れることが決定している。

 日本代表MF久保建英がスターティングメンバーに名を連ねた一戦は、レアル・ソシエダが最初のチャンスをつかむ。9分にセルヒオ・ゴメスがレアル・マドリードDFの背後に抜け出し、GKアンドリー・ルニンと1対1になるも、ルニンが冷静に左手一本でセーブする。レアル・マドリードも、キリアン・エンバぺがブライム・ディアスとのワンツーからシュートを打つが、枠外に外れた。

 レアル・マドリードが敵陣でボールを支配するなか、36分に得点王を目指すエンバぺにチャンス。ペナルティエリア内で右足のダイレクトシュートを放つも、GKウナイ・マレロがビッグセーブに阻まれる。しかし、その前のプレーでパブロ・マリンにハンドがあったとし、VARが介入すると、レアル・マドリードにPKが与えられる。エンバぺのPKは止められたものの、こぼれ球を自ら押し込み、先制に成功する。

 後半に入り、レアル・ソシエダはペナルティエリア付近まで侵入するが、シュートまでたどり着けない。すると、62分にレアル・マドリードのカウンターが発動。フェデリコ・バルベルデの持ち運びからエンバぺ、途中出場のヴィニシウス・ジュニオールとつなぎ、シュートを放つ。

 83分、レアル・マドリードが試合を決定づける追加点を奪う。ヴィニシウスの斜めのパスに合わせたエンバぺのシュートは、GKニアサイドを抜いた。このまま試合は2−0で終了し、レアル・マドリードが勝利を収めた。

 レアル・マドリードは6月15日からアメリカ合衆国で開催されるFIFAクラブワールドカップ2025に出場。6月18日にアル・ヒラルとの初戦を控えている。一方のレアル・ソシエダはシーズンが終了。新シーズンに向けて7月に日本でのプレシーズンを予定しており、7月21日にV・ファーレン長崎と、7月25日に横浜FCと対戦する。

【スコア】
レアル・マドリード 2−0 レアル・ソシエダ
【得点者】
1−0 38分 キリアン・エンバぺ(レアル・マドリード/PK)
2−0 83分 キリアン・エンバぺ(レアル・マドリード)

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