サウサンプトンの指揮官に就任したスティル監督[写真]=Getty Images
サウサンプトンは25日、ウィル・スティル監督が新シーズンから指揮を執ることを発表した。契約は3年間で2028年6月30日までとなることが伝えられている。
今シーズン、チャンピオンシップ(イングランド2部)から昇格したサウサンプトンは序盤戦から苦戦すると、4月6日に行われたプレミアリーグ第31節トッテナム戦で敗れたことでリーグ史上最速での降格が決定。37試合が消化した時点で勝ち点「12」の獲得に留まっている。
チャンピオンシップで再起を図ることになったサウサンプトンは、最終節を前に来シーズンの新監督を任命。リーグ・アンのRCランスを務めていたスティル監督の招へいを発表した。スティル新監督は就任に際し、クラブの公式サイトを通じて以下のようにコメントを残している。
「サウサンプトンに加入できたことをとても誇りに思い、興奮しています。このクラブには特別な何かを成し遂げられる可能性があります。私に提案されたプロジェクトは印象的で、チームが協力し合えば、明確なアイデンティティと明るい未来を築くことができると信じています」
「ファンの皆さんに会うのが待ちきれません。皆さんの声援をセント・メリーズ・スタジアムで聞き、その先にあるエネルギーを発揮できることを楽しみにしています。この夏は、みんなが誇りに思えるような強いチームを作り、最終的にはプレミアリーグという、いるべき場所に戻りたいと思います」
現在32歳のスティル監督は、2022−23シーズンの途中にスタッド・ランスの指揮官に就任し、日本代表の伊東純也や中村敬斗を率いたことでも知られている。現在サウサンプトンには日本代表DF菅原由勢が所属しており、MF松木玖生はトルコのギョズテペにレンタル移籍している。さらにU-20日本代表FW高岡伶颯も高校卒業後の今春から加入している。