直接対決を制したチェルシー[写真]=Getty Images
プレミアリーグ第38節(最終節)が25日に一斉開催され、ノッティンガム・フォレストとチェルシーが対戦した。
今シーズン、序盤戦から快進撃を続けたノッティンガム・フォレストは現在7位。終盤戦でやや失速したものの、勝ち点「65」を積み上げ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得の可能性を最終節まで残している。一方のチェルシーもエンツォ・マレスカ新監督を迎え、勝ち点「66」を獲得し、CL出場圏内の5位に位置している。
シーズン最終節を迎え、残されたCL出場権3つを5クラブが争う混沌とした状況で直接対決が実現。今節最注目カードとなった一戦は、立ち上がりから一進一退の攻防を繰り広げる。
そんななか30分にチェルシーにチャンスが訪れる。ノニ・マドゥエケが中央へドリブルし、相手を引き付けると右サイドに流れたコール・パーマーへパス。そのパーマーがクロスを送り、ペドロ・ネトがフリーで合わせるも、シュートは枠外に外れた。
対するノッティンガム・フォレストにも、43分に先制点のチャンス。右サイドからのオラ・アイナのクロスに今季好調のクリス・ウッドが飛び込んだが、ホームチームも得点を挙げることはできない。
両チームともに枠内シュートは0で試合を折り返し、迎えた50分、チェルシーが均衡を破る。パーマーが左サイドからクロスを放つと一度はクリアされるも、ジェイドン・サンチョからマルク・ククレジャ、ネトにつなぐ。そしてネトが中にやさしいパスを送ると、レヴィ・コルウィルが右足で合わせ、先制点を決める。
カラム・ハドソン・オドイを投入し、反撃を試みるノッティンガム・フォレストは、サイド攻撃を中心にクロスを放り込むも、決定的なシーンは作り出せず。さらなる攻勢を強めるノッティンガム・フォレストだが、チェルシーの牙城を崩すことはできずに、時間が経過していく。
その後もスコアは動かず、チェルシーが1−0で勝利を収め、来シーズンのCL出場権を獲得。敗れたノッティンガム・フォレストは7位フィニッシュとなり、UEFAカンファレンスリーグ出場が決まった。
【スコア】
ノッティンガム・フォレスト 0−1 チェルシー
【得点者】
0−1 50分 レヴィ・コルウィル(チェルシー)