“プレミア王者”リヴァプールが“得点王”サラー弾で引き分けに持ち込む…遠藤が途中出場&クリスタル・パレス鎌田は先発フル出場でレッドカードを誘発

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2025年05月26日 02:12  サッカーキング

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今季29得点目を決めたリヴァプールのFWモハメド・サラー
 プレミアリーグ最終節が25日に行われ、5シーズンぶりのプレミアリーグ制覇を決めているリヴァプールと、FAカップ制覇を成し遂げたクリスタル・パレスが対戦した。

 ホームで最終戦を迎えるリヴァプールは、DFコナー・ブラットリーが右サイドバックで先発出場。日本代表MF遠藤航はベンチスタートとなった。一方のクリスタル・パレスは、日本代表MF鎌田大地が先発し、ボランチの一角でウィル・ヒューズとコンビを組んだ。

 試合が動いたのは9分、リヴァプールが自陣右サイドでフィードボールを失うと、ボールを奪取したイリック・ミッチェルが素早く前線のイスマイラ・サールへ。センターバックの間でパスを受けたサールがそのままボックス中央に侵入してゴール右にシュートを流し込み、クリスタル・パレスが先手を奪った。

 その後は1点を追うリヴァプールがボールを保持する時間が続き、37分にはボックス中央に抜け出したルイス・ディアスが決定的なシュートを放つも、GKディーン・ヘンダーソンに阻まれてしまう。前半はクリスタル・パレスの堅牢な守備に苦しみ、0−1というスコアでハーフタイムを迎えた。

 リヴァプールは後半開始からDFトレント・アレクサンダー・アーノルドを投入。立ち上がりから攻勢を強めると、60分過ぎには後方の枚数を減らしてFWダルウィン・ヌニェスとFWディオゴ・ジョッタを送り出し、前線の比重を高めていく。しかし68分、クリアボールの処理をミスした最終ラインのライアン・フラーフェンベルフがボールを奪った鎌田を倒してしまい、レッドカードで退場に。数的不利となったリヴァプールは69分、ルイス・ディアスに代えて遠藤を入れ、最後尾に配した。

 数的不利となったリヴァプールだが、クリスタル・パレスのゴールを攻め立てると84分、右サイドからD・ヌニェスが上げたクロスをファーサイドのコーディ・ガクポが折り返し、モハメド・サラーが左足で合わせたシュートがDFに当たって最後はゴールへ。エースの今季29得点目でリヴァプールが同点に追いついた。

 結局、試合は1−1のまま試合終了となり、来季のコミュニティー・シールド前哨戦は引き分けという結果に終わった。“プレミア王者”となったリヴァプールは優勝決定後の4試合を未勝利終えることになったが、10人で試合を振り出しに戻す“自力”を見せつけ、今季29得点を記録したサラーが3シーズンぶり4度目となるプレミアリーグの得点王に輝いた。

 なお、来シーズンのプレミアリーグは8月16日に幕をあける。

【スコア】
リヴァプール 1−1 クリスタル・パレス

【得点者】
0−1 9分 イスマイラ・サール(クリスタル・パレス)
1−1 84分 モハメド・サラー(リヴァプール)


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🏆プレミアリーグ 第38節
⚔️ #リヴァプール v #クリスタル・パレス
🏟アンフィールド

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