ABCの2025 夏の高校野球応援ソング/『熱闘甲子園』テーマソングを担当するDa-iCE 5人組ダンス&ボーカルグループ・Da-iCEが、ABCの2025 夏の高校野球応援ソング/『熱闘甲子園』テーマソングを手がけることが決まり、24日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で会見を行った。
【写真】甲子園にDa-iCEが登場! メンバーソロカット&全身ショット 「第107回全国高校野球選手権大会」(8月5日開幕)に向け、今年も熱戦がまもなく始まる。その青春を彩るのは、Da-iCEの新曲「ノンフィクションズ」。大会期間中の『熱闘甲子園』『ABC高校野球中継』のほか、地方大会の結果を紹介する『甲子園への道』など、高校野球関連番組で使用される。
ボーカルの大野雄大・花村想太と、パフォーマーの工藤大輝・岩岡徹・和田颯の5人は、凛々しいブラックスーツ姿で甲子園のスタンドにそろい「うわーっ!」「神聖な感じ」と感激。兵庫県出身の花村が「子どもの頃から甲子園は特別な存在」と目を輝かせると、岩岡は「テンションぶち上がり!」、和田は「甲子園とともに自分たちの曲が流れるのが楽しみ」と期待を膨らませた。
「ノンフィクションズ」は、花村と工藤が作詞・作曲を担当。疾走感の中に野球を彷彿とさせるワードを散りばめた。大野が「青春時代に学ぶものって、大人になってからも生かされることがたくさんある」と言えば、工藤は「選手はもちろん、いろんな方にそれぞれの人生がある」と楽曲に込めた思いを語った。
花村「青春って想像以上に一瞬で過ぎてしまう感じだけど、実際に新しいことを始めるとワクワクしながら青春を感じることが大人でもできる。年代にとらわれずこの楽曲を聴いてもらって、もう一回青春を感じるきっかけになれば」と呼びかけた。
■Da-iCE会見コメント
――初めて訪れた甲子園球場の印象は?
工藤「神聖な場所だなと感じました。まだ誰もいないのにヒリヒリした空気感がありますね」
大野「お客さんが入るとまたすごいんでしょうね。そのときにここに立つと、ちょっと想像できないようなプレッシャーがあると思います」
花村「僕は甲子園球場に観戦に来たことはあるんですけど、そのときに見た景色とは本当に違いますね。選手のみなさんがグランドから見える景色は全然違うと思うし、そのときの緊張感を、僕らの曲が少しでもやわらげてあげられるといいなと思います」
――楽曲を担当すると聞いたときの感想は?
岩岡「もう本当にめちゃくちゃうれしかったです。やっぱり高校野球は小さいときから見ていたので。高校球児のみなさんと夏の思い出を一緒に作ることができたらと。もうテンションぶち上がりでございます(笑)」
花村「僕は兵庫県出身なので、子どものころから夏になると、友達や家族と試合を観に行っていた思い出があって、高校野球は特別な存在なんです。その熱量をぜひ届けていけたらと思いました」
和田「本当にうれしく思います。高校野球とともに自分たちの曲が流れるのが、今から本当に楽しみです」
大野「夏の風物詩に僕たちDa-iCEも関わることできるというのがまずうれしいです。高校野球といえば青春ですが、青春時代に学ぶものって、大人になってからも生かされることがたくさんあると思うので、そこに携われることを幸せに思います」
工藤「すごくありがたいと思う反面、毎年そうそうたるアーティストの方々が手がけている応援ソングなので、僕らがどう曲を作っていけばいいのかというプレッシャーもありました。夏の高校野球という大事な時期にたくさん聞かれる曲を作るという責任感もあるので、妥協のない楽曲にしていきたいなと思いながら曲作りに取り組みました」
――楽曲に込めた思いは?
花村「“青春”を感じられるような疾走感の中に、少し切なくなるようなフレージングを盛り込んだドラマチックな曲になっています。歌詞のこだわりとしては、やはり高校野球の応援ソングなので、野球用語を彷彿とさせるようなワードを散りばめているというところですね」
工藤「選手のみなさんはもちろん、ご家族の方や応援している同じ学校の子たちとか、それぞれいろんな立場の人が聞いても刺さるような歌詞にしたいと思って書かせていただきました。楽曲のタイトルが『ノンフィクションズ』と複数形になっているんですが、本来、“ノンフィクション”は複数形にはならないんですね。でも、高校野球には選手だけでなくいろんな人が関わっていて、それぞれにドラマがあるんだという思いをこのタイトルに込めました」
――最後に、高校球児に向けてエールをお願いします。
岩岡「学生のときに打ち込んだことは一生の思い出になります。勝負には勝ち負けがあって、そこは残酷なところではあるけど、それ以上に得るものもあるし、一生の宝物になるので、今を精いっぱい楽しんでください」
花村「まず同じ学校の中でレギュラーを争って、次にいろんな学校と戦って…と、戦い続けて優勝を目指されると思うんですが、勝ち負けだけがすべてじゃないと思います。その過程の中で感じるものや見つけたものを大事にしてもらえたらいいなと思います。がんばって!」
和田「うれしいこともあれば、悔しいこともたくさんあると思うけど、その全部が終わったときに、“やりきったな”って自分を誇りに思ってほしいですね。応援しています!」
大野「学生の時に何かひとつのことをみんなで作り上げるのはすごく大事なこと。苦しいことがあるからこそ学べることも大きいと思います。とにかく悔いが残らないように全力で楽しんでほしいです!」
工藤「誰かと真剣に勝負することって、若い今だからこそ経験できることだと思うんです。年齢を重ねたときに、あのとき真剣にやってよかったなと、きっと思えるので、楽しんで勝負と向き合ってください」
■2025 夏の高校野球応援ソング/「熱闘甲子園」テーマソング 使用予定番組
『熱闘甲子園』
8月5日(火)開幕〜決勝まで 連日夜生放送 ※休養日除く(予定) ※ABCテレビ・テレビ朝日系列全国ネット
『第107回 全国高等学校野球選手権大会 中継』
8月5日(火)開幕〜決勝まで ※休養日除く ※ABCテレビ・ABCラジオ・BS朝日・スカイA(録画) ほか系列各局
※番組の放送日時は、変更になる可能性があります。
この他、ABCテレビ・テレビ朝日系列が放送する各都道府県大会(地方大会)の中継等でも使用される。
■過去の「ABC夏の高校野球応援ソング」楽曲一覧
2003年 藤井フミヤ/SUMMER BOY
2004年 ZONE/glory colors〜風のトビラ〜
2005年 スガシカオ/奇跡
2006年 スキマスイッチ/スフィアの羽根
2007年 ウルフルズ/両方 For You
2008年 福耳/夏はこれからだ!
2009年 秦基博 Halation
2010年 FUNKY MONKEY BABYS/あとひとつ
2011年 川上ジュリア/ずっとここから
2012年 GReeeeN pride
2013年 コブクロ/ダイヤモンド
2014年 関ジャニ∞/オモイダマ
2015年 Superfly/On Your Side
2016年 AKB48/光と影の日々
2017年 高橋優/虹
2018年 嵐/夏疾風
2019年 Official髭男dism/宿命
2021年 なにわ男子/夢わたし
2022年 平井大/栄光の扉
2023年 EXILE ATSUSHI feat. 東京スカパラダイスオーケストラ ホーンセクション/フォトグラフ
2024年 ねぐせ。/ずっと好きだから