2025年F1第8戦モナコGP レースをリードするマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と、ランド・ノリス(マクラーレン)&シャルル・ルクレール(フェラーリ) 2025年F1モナコGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは4位でフィニッシュした。
4番グリッドからハードタイヤでスタートし、序盤、ポジションを維持して走行。ミディアムスタートの上位3人より長いファーストスティントを走り、28周目にミディアムタイヤに交換し、4番手でコースに戻った。
トップ3が48〜50周目に2回目のピットストップを行ったことに伴い、トップに浮上したフェルスタッペンは、ミディアムタイヤで走り続け、ランド・ノリス(マクラーレン)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が背後に追いつき、連なって走行する状況に。
今回最低2回のピットストップ義務が課されていたが、レッドブルは、セーフティカー、赤旗、バーチャルセーフティカーなどが出ることを期待して、フェルスタッペンをステイアウトさせた。しかしそういった出来事は起こらなかったため、フェルスタッペンは残り1周の77周目にピットに入り、ソフトタイヤを履いて、再び4番手で復帰、その位置でフィニッシュした。
ドライバーズ選手権トップ3は、ピアストリ、ノリス、フェルスタッペンで変わらず。しかしランキング2位のノリスが優勝したことで、フェルスタッペンとの差は22点に拡大した。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)決勝=4位(78周/78周)4番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム→ソフト
「今日は僕にとって、あまり興奮するようなレースではなかった。最後はピットストップのタイミングを見計らって走り続けていた。後方とは大きなギャップがあったので、最後のピット戦略については自由に動くことができたんだ」
「失うものは何もなかった。タイヤはかなり古くなっていて、あまりプッシュできる状態ではなかったが、後方には大きなギャップを築いていた。セーフティカーや赤旗で自分たちにとってラッキーな状況が起きるかどうかを見ながら走っていたんだ」
「すべてにおいて正しいことをしたし、これ以上の結果を出すためにできたことはあまりなかった」
「全体として、2ストップのフォーマットは、僕にとっては大きな違いにはならなかった。このサーキットではオーバーテイクが不可能なので、レースで何が起きるかは運次第なんだ」
「前のマシンを抜けないために、マシンを限界までプッシュすることもできず、今日はマシンについて多くのことを学ぶこともなかった。あまりエキサイティングなレースではなかったし、僕としてはかなりニュートラルな気持ちだった」
「ここは僕たちの得意なサーキットではない――それだけの話だよ。単純に、このコースは僕たちのマシンには合っていないんだ。バルセロナではもっとレースができるはずなので、3連戦最後のレースでどうなるか見てみよう」
[オートスポーツweb 2025年05月26日]