
【写真】明日の『あんぱん』場面カット 目に涙を浮かべる嵩(北村匠海)
本作は『アンパンマン』を生み出したマンガ家で絵本作家のやなせたかしさん(1919‐2013)と、小松暢さん(1918‐1993)の夫婦をモデルにした物語。何者でもなかった2人が人生のあらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどり着くまでを活写する。脚本は連続テレビ小説『花子とアン』(NHK総合)や『Doctor-X 外科医・大門未知子』シリーズ(テレビ朝日系)などで知られる中園ミホが手がけ、主人公・朝田のぶを今田、のぶの夫・柳井嵩を北村匠海が演じる。
■第42回あらすじ
寛(竹野内豊)が亡くなり、悲しみに暮れる柳井家。千代子(戸田菜穂)はのぶと弔問に来た羽多子(江口のりこ)を誘って献杯する。草吉(阿部サダヲ)は、帰って来たのぶに、嵩に持っていくようにとあんぱんを渡す。そのころ嵩は、空き地のシーソーにポツンと座っていた。寛の言葉が次々に浮かび、涙を流す嵩。そんな彼に、のぶはそっとあんぱんを差し出す。そして寛への後悔を口にする嵩にそっと寄り添う。
連続テレビ小説『あんぱん』はNHK総合にて毎週月曜〜土曜8時ほか放送。