本田翼、“サブスク型恋愛”描く7月期連ドラ『北くん〜』で主演 志田未来、岩瀬洋志、増子敦貴が共演

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2025年05月28日 06:00  ORICON NEWS

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『北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。』(C)カンテレ
 俳優の本田翼が、7月1日スタートのカンテレ・フジテレビ系「火ドラ★イレブン」枠『北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。』(毎週火曜 後11:00)で主演を務めることが28日、発表された。本田は同局系連続ドラマ初主演となり、志田未来、岩瀬洋志、増子敦貴が共演する。

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 今作は老若男女問わず、すべての人を虜(とりこ)にする不思議な魅力を持った“ナチュラルボーン天使の北くん”こと、真中北(岩瀬)に恋をした、看護師・浅田南(本田)、パン屋の店員・比留間東子(志田)、書店員の西野悠(増子)の3人が、これ以上恋のライバルを増やすまいと北くんの愛を3等分ずつシェアする「33%の会」を結成。北くんと4人での同棲生活を送るというシェアラブコメディー。原作は榊こつぶ氏の同名漫画で、双葉社の月刊漫画誌『JOUR』で連載されている。

 ふんわりとした独特の雰囲気で天使のような北くんは、既成の価値観にとらわれず「何者にも」「何事にも」縛られない性格。そんな北くんが見せる優しさや、人生の真理を突いたひと言は人の心にふんわりと届き、視聴者をも癒やす。多くの謎に包まれた北くんの存在とその言動がポイントとなる。そんな北くんをシェアする男女4人の同棲生活を描く今作は「サブスク型恋愛」をテーマに描き、既成の恋愛観に一石を投じる作品。さらに、北くんを巡って3人が繰り広げるコミカルで軽快な会話劇もこのドラマの見どころのひとつとなる。結婚、仕事、家族関係など、人生の岐路に立つ3人がぶつかり合う中で、「人生にとって本当に大切なものは何か」に気づいていく。

 看護師の南は、自慢の美貌(びぼう)を武器に恋愛経験が豊富でサバサバとした性格。ある日、勤務先の病院で北くんに出会いひとめぼれ。東子、西野と「33%の会」を結成し、3人で北くんをシェアして暮らしている。すきあらば北くんを独り占めしようという、おちゃめで自由奔放な性格である。

 パン屋の店員・東子は、まじめが取り柄の料理大好き女子。30歳を過ぎて上京し、パン職人を目指して日々努力している。北くんに手料理をふるまうのが何よりの幸せで、周りにも気配りができるいわば仲裁役。4人の共同生活には必要不可欠な存在である。

 真中北こと“北くん”は、男女問わずすべての人から愛される“ナチュラルボーン天使”。他人を受け入れ、すべてを包み込む北くんだが、家族構成や過去などすべてが謎に包まれている。北くんを演じる岩瀬は『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(2023年)、『スノードロップの初恋』(24年)、『新空港占拠』(24年)などに出演し、話題を呼んでいる

 西野は勤務先の書店で北くんと出会い、恋に落ちてしまう。西野は本や漫画が大好きで、好きなキャラクターのコスプレを楽しんでいる。クールな性格でオタク気質だが、ある出来事がきっかけで女性不信に陥っている。増子は19年に男女7人組のダンス&ボーカルグループ「GENIC」のメンバーとして活動をスタート。21年から『機界戦隊ゼンカイジャー』に出演するなど俳優としても活動の場を広げ、『体感予報』(23年)ではW主演をつとめ、舞台『千と千尋の神隠し』のハク役でも注目を集めた。

【コメント全文】
■本田翼
――オファーを受けた際の感想やドラマの印象を教えてください。
お話をいただいて原作をすぐに読ませていただきましたが、「すごいものを映像化しようとしているな」と思いました。かなり現代的といいますか、今までの恋愛系の作品にはない、新しい感覚のドラマだと感じました。

――本田さんが演じる浅田南はどんな人物ですか。
浅田南は声も大きく自分勝手ですがついつい人の面倒をみてしまう、というキャラククターです。看護師の仕事もしているので他人を放っておけず、人を守る気持ちをどこかに持っているんだと思います。一方でガサツな一面もあり、そのギャップがすごく楽しい役柄です。

――ドラマの見どころや、注目してほしいポイントを教えてください。
シェアラブコメディーということで、好きな人をシェアする・恋愛もサブスクする令和の時代の新しい恋愛ドラマになっているのが見どころですが、その中にも、どういう選択をして生きていくか、現代ならではの悩みだったり人間関係だったり、普遍的な問題も扱っている点がポイントだと感じています。共感したり、ほっこりしたり、思わずクスッとした笑いなどテンポの良い作品になっていますので、たくさんの方に見ていただけたらうれしいです。

■志田未来
――オファーを受けた際の感想やドラマの印象を教えてください。
ラブコメ作品に参加させていただくことが初めてで、わたしの念願でもあったので、今回それがかなってとってもうれしいです!この作品は登場人物一人ひとりが、家族や仕事、自分の人生に向き合って悩んで、もがいています。ただのキュンキュンラブコメではなく成長物語だと思って見ていただけたらうれしいです。

――志田さんが演じる比留間東子はどんな人物ですか。
シェアハウスのリーダー的存在だと思います。自分のパン屋さんを持つという夢を持ちながら、自分の家族ともまだ向き合えてない部分もあり、年相応の悩みを持つ、しっかりとした女性だと思っています。たまに感情が爆発して南と言い合ったりしている部分をかわいらしく思います。

――志田さんと東子の共通点はありますか。
私は計画的に物事を進めるくせがあるので、そういったところは東子と通じるところがあるのかなと思っています。

――撮影現場の雰囲気はいかがですか。
4人でのシーンが多いのですが、いつもにぎやかで和気あいあいとした楽しい現場です!みんなおしゃべりなので、朝早くても会話と笑顔が絶えないです!

■岩瀬洋志
――オファーを受けた際の感想やドラマの印象を教えてください。
北くんは自分と似た部分があまりない役だったので、演じるのがすごく楽しみだなと思いました。南や東子、西野それぞれのやり取りがとても面白くて、実際の芝居だとどういう感じになるのかワクワクしていました。

――自身が演じる北くんはどんな人物ですか。
すごく不思議な子だなというのが第一印象ですが、そんな不思議なキャラクターになったのにもバックボーンがあるわけで。そういった過去もこれから描かれていくと思うので楽しみにしていただけたらと思いますし、自分も楽しみです。北くんは真理を突くような発言をすることが多いので、共感していただいたり、誰かの背中を押せるような言葉に注目していただきたいです。

――演じる上で意識していることは。
北くんは“北くんの空間”を持っている、というのを意識しています。どんな人、どんなこと、どんなものに対しても、前のめりに興味を持つことを意識しています。あとは“笑顔”です。北くんの雰囲気をなじませるように、お芝居中でなくてもなるべく笑顔を絶やさないよう意識しています。

■増子敦貴
――オファーを受けた際の感想やドラマの印象を教えてください。
オファーを受けたときは単純にうれしかったですね。家族にも報告して、「テレビで息子を見られるのがうれしい」と。僕もうれしくなって平和な1日でした(笑)。
――自身が演じる西野悠はどんな人物ですか。
西野くんは過去の出来事がトラウマで、女性不信となった人物です。そんな中で自分の心を癒やしてくれた北くんに恋心を抱いています。一方で、同棲生活を共にする女性メンバーたちの心ものぞきつつ、過去の自分とも向き合っていきます。西野くんはいろんな感情を抱きながら、この物語で成長すると思っています。

――撮影現場の雰囲気はいかがですか。
僕はまだ演技経験も浅いので「本田翼さんだ!」「志田未来さんだ!」みたいな感じで。あと岩瀬くんはもともと、こういう髪型にしたいという時に必ず岩瀬くんの写真をもって美容師さんに「この髪型でお願いします」と伝えるくらい、岩瀬くんの顔が好きだったんです(笑)。ですので、4人でいる時は常に緊張しています。今がピークかも。仲良くしてもらえてうれしいなと思っています。

■原作者・榊こつぶ氏
「漫画がドラマになる」。自分の作品にこんなことが起こるなんて、本当にいいのかな?と不安もありましたが、脚本を読ませていただいたら、原作を活かしながらすてきに楽しく魅力的になっていて「ただただすごい…!」と感激しました。そしてキャストの皆さまが、本当に豪華で、私自身もですが、キャラクターたちもみんな大喜びしていると思います。見てくださる方々、作り上げてくださる方々、届けてくださる方々にとって、楽しい時間になりますように。

■プロデューサー・永富康太郎氏
榊こつぶ先生の原作を拝見した時「ついに恋愛もシェアする時代に突入したか」と衝撃を受けたのを覚えています!1人の男性を男女3人でシェアするという、なかなかなじみのないシチュエーションかもしれませんが、主演の本田翼さんをはじめ、志田未来さん、岩瀬洋志さん、増子敦貴さんの4名が繰り広げるコミカルな会話劇が本当にすてきで楽しくて愛おしくて。かと思えば、それぞれが人生の分岐点でどういう選択をするのかという人間ドラマ も描いた作品です。世界のどこかにこの4人が実在するかもしれない、そんな妙なリアリティーとともに、火曜の夜を楽しんでいただきたいです!

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