吉本新喜劇の吉田ヒロ(57)が28日、大阪市の吉本興業本社で、間寛平GM(75)の「第40回 吉本新喜劇GM月例会見」に出席した。「吉本新喜劇 吉田ヒロギャグアート展vol.7」(6月18〜24日、高島屋大阪店)への意気込みを語った。
ヒロは子供のころから絵を描くのが好きで、吉本入り後も定期的に絵を描いてきた。仕事に影響するほど絵の仕事が舞い込んだこともあり、1度は絵を描くのを止めたが、コロナ禍を機に活動再開。21年3月に1回目の個展を開くと、昨年には大阪高島屋での開催が実現。2年連続の開催となる。
高島屋で連続開催すれば、海外でも個展を開きたいと話していたヒロは「来年もやれたら海外も、って思ってます。ラスベガスで。夢は大きく持たないと。次が無理でも最終的にはラスベガス」と豪語。ただ、ラスベガスを選んだ理由については「知ってる海外がそこだけ」と恥ずかしそうに明かした。
アートが高い評価を受けているが、寛平GMからは「それで、新喜劇手抜きしてるんやろ?」とツッコまれ、座長のアキからも「それはちょっとあります」。ヒロは「手抜きしてるってなんですか! 新喜劇で頑張ってるから個展ができるんですよ」と反論したが、アキから「僕の新喜劇にも出てもらってますけど、1週間で5日はかんでます。セリフも忘れてます」とたたみかけられ、言葉を失った。
昨年は絵画約100点を含む総数160点の作品を展示。最もお値段の高い作品は税込みで100万円を超えた。さすがに100万円超えの作品は売れなかったそうだが、「数万円の品が結構売れた」といい、今年は新たに50作品を追加するという。
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これに寛平GMが「間スポーツです」と手を挙げ、「売れ残ったのはどうしたんですか? 処分したんですか?」と質問。ヒロが「なんで100万のもん処分するんですか! 持って帰って家に置いてます。今回もまた出します」と応じると、寛平は「今年も売れ残ったらどうするんですか?」と繰り返し、ヒロは「家にしまいます。買って下さいよ。そんなん言うんやったら」とブチ切れ。寛平が「ああ、分かりました」となにげなく返事すると、ヒロは「ホンマですね。奥さん、言いましたよ。待ってますからね」と言質を取ったことを喜び、寛平も「100万のはよー買わん」と焦っていた。
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