『ブラック・ショーマン』©2025「ブラック・ショーマン」製作委員会東野圭吾×福山雅治×有村架純の豪華タッグが贈るミステリーエンターテインメント『ブラック・ショーマン』。この度、新たな本編映像を使用した特報映像が公開された。
本作は、国内累計発行部数はシリーズ累計で87万部を突破、2020年の発行以来、多くの言語に翻訳され、世界中で読まれている「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」の映画化。
主人公の元マジシャン・神尾武史とその姪・真世、初共演の福山と有村がバディを組み、謎の殺人事件に挑む。
今回の映像では、事件の真相に迫るため、警察相手に手段を選ばない武史の大胆不敵な様子や、幸せいっぱいのウエディングドレス姿から一転、父の訃報を受ける真世の姿が描かれ、武史と真世のキャラクターがより立体的に映し出されている。また後半では、何者かが漫画を描くシーン、捜査メモのような走り書き、色褪せたアニメの看板など、気になるシーンも登場する。
なお、映像のナレーションは、原作のボイスCMで武史を担当した津田健次郎が務めている。
合わせて、武史のマジシャンらしい姿と、真世の華やかなウエディングドレス姿と武史の推理を真剣に聞く姿、兄・英一が巻き込まれた事件について語り合う2人の場面写真。ティザービジュアルのアナザーバージョンも公開された。
昨年10月よりクランクインした本作は、今年5月下旬にクランクアップ。福山と有村が無事にクランクアップを迎えた心境と、公開に向けた思いを語るコメントも到着した。
クランクアップコメント
福山雅治
今作で演じた神尾武史のキャッチコピーは「新時代のダークヒーロー」。
マジックはもちろん、扮装、殺陣など、盛り沢山な作品になりました。そのひとつひとつ表現を楽しみながら撮影することが出来ました。僕にとって「ダークヒーロー」という新しいキャラクターに挑戦できる機会をいただけたことによって、表現の幅を拡大することが出来たのではと感じております。
初共演となった有村さんは、クランクインから説得力のあるお芝居をされていました。
無言の涙という初日に撮影するにはハードルが高いシーンだったと思いますが、有村さんは見事に演じられていました。その有村さんのお芝居がこの作品にリアリティを持たせてくれていると感じています。
『ブラック・ショーマン』は、現代の日本に横たわる社会課題を、マジックのように鮮やかにエンターテインメントに昇華していく、そんな作品になっていると思います。ぜひ劇場でご覧ください。
有村架純
撮影中は私が演じた真世の父である英一さんのことをずっと考えて生きていたので、ようやく解き放たれたような気持ちです。福山さんは非常に親近感を持って自分とも向き合ってくださったので、撮影が進むにつれて距離がどんどん縮まった気がしていて、自然とお芝居で踏み込んでいく遠慮がなくなって、いいバディが組めたと思っています。
『ブラック・ショーマン』は、静かな町で起こるとても切ない物語です。年齢問わず楽しめる作品になっていると思うので、ぜひ映画館でこの世界観を楽しんでいただきたいですし、福山さん演じる神尾武史さんのマジックも素晴らしいのでぜひ注目してください。
『ブラック・ショーマン』は9月12日(金)より公開。
(シネマカフェ編集部)