NHK大阪放送局は29日、大阪市内の同局で会見を開き、2026年後期連続テレビ小説のタイトルが「ブラッサム」に決まったと発表した。ヒロインは石橋静河(30)が務める。
第115作の連続テレビ小説となる。明治、大正、昭和を駆け抜けた宇野千代さんがモデル。女性の作家の地位が確立していない時代を駆け抜け、昭和を代表する作家となったパワフルでチャーミングな女性を描く。主人公は葉野珠(はの・たま)。
石橋は「初めて声をかけていただいた時は、青天のへきれきとはこのことか、と。今もビックリしています」と心境を明かした。「宇野さんのことを本でいろいろ読んで、こんなすてきな人か、と。みんなで掘り下げていけるのがうれしい」と喜びを伝えた。「朝、全国の皆さんが、今日もいいものを見たなと思ってもらえる作品にしたい」と意気込んだ。
タイトルの「ブラッサム」は花の開花を意味する。チームとしては咲き誇れという意味を込めたという。脚本は、23年後期連続テレビ小説『ブギウギ』などを担当した櫻井剛氏。
◆石橋静河(いしばし・しずか)1994年(平6)7月8日、東京都生まれ。4歳からバレエを始め、海外留学を経験。13年に帰国し、コンテンポラリーダンサーとして活動後、15年に舞台「銀河鉄道の夜」で女優デビュー。映画「夜空はいつでも最高密度の青色だ」で池松壮亮とダブル主演。NHK「半分、青い。」には佐藤健の妻役で出演。映画「泣き虫しょったんの奇跡」「生きてるだけで、愛。」などにも出演。父は石橋凌、母は原田美枝子、姉はシンガー・ソングライターの優河(ゆうが)。163センチ。
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