来秋朝ドラヒロイン石橋静河、歴代ヒロイン務めた友人・杉咲花&有村架純に「根掘り葉掘り聞きたい」

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2025年05月29日 13:23  ORICON NEWS

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2026年度後期連続テレビ小説『ブラッサム』のヒロインを務める石橋静河 (C)ORICON NewS inc.
 NHK大阪放送局は29日、来秋に放送する2026年度後期(大阪制作)連続テレビ小説『ブラッサム』のヒロインを石橋静河が務めると発表した。同放送局での会見に参加した石橋は演じる上で、歴代の朝ドラヒロインを務めた友人たちにアドバイスを求めたいと笑顔で話した。

【全身ショット】オールブラック!シックなコーデで登場した石橋静河

 石橋は「このたび、ブラッサムの主人公・葉野珠(はのたま)を演じさせていただきます」とあいさつ。「青天の霹靂とはこのことか!いまだにびっくりしている。宇野千代さんのについて、いろんな本を読みあさっていくうちになんてすてきな人なんだ。長い時間かけてスタッフと掘り下げていけるんだなと思うと、とてもうれしいです」と大役への思いを語った。

 またこれまで歴代の朝ドラでヒロインを務めた友人がいることも明かし、「『おちょやん』をやられていた杉咲花ちゃんとは、『おちょやん』をやられた時によく連絡を取ったりして、おうちにお邪魔していて、花ちゃんはすごくおいしいものに詳しいので、大阪のおいしいお店を知りたいのと、有村架純さんは普段から仲良くしていただいて、どうやって乗り切ったのかとか、根掘り葉掘り聞きたいなと思っています」と話した。

 同作は明治・大正・昭和を駆け抜けた作家・宇野千代をモデルとする物語。タイトルは花の開花を意味する。「咲き誇れ!」という思いを込めて付けたという。主人公が自分を肯定し奮い立たせる言葉だという。脚本は櫻井剛が務める。

 連続テレビ小説は、今田美桜が主演の『あんぱん』が放送中。26年度前期の『風、薫る』では見上愛が主演。W主演でもうひとりはオーディションで決定する。

■物語
明治三十年(1897年)、主人公・葉野珠(はの・たま)は山口県の岩国に生まれた。実母は珠が2歳の時に亡くなり、父と後妻である継母によって育てられた。女学校を卒業後、代用教員として働き始めるが解雇され、故郷の岩国を追われることになる。親戚を頼って上京したことで、珠は幼き日の夢を強く意識し、小説の懸賞応募から、作家の道を切り開く。

しかし、世の中は価値観が大きく揺れ動く時代。大正から昭和にかけて、関東大震災と戦争、結婚と離婚、倒産そして借金…と、珠は、さまざまな困難にのみ込まれながらも、作家として生きることに向き合う。そうした中で、小説家として花を咲かせる。

時には敵を作り誤解され、傷つけ傷つきながらも、自由を求めて生きることに正直であり続けた珠は、小説に思いを忍ばせることで、読む人に「幸せ」を運んでいく。

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