石橋静河、歴代朝ドラヒロインに助言求める「根掘り葉掘り聞きたい」

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2025年05月29日 14:26  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

26年度後期の朝ドラ発表会見に臨む主演の石橋静河は笑顔を見せる(撮影・西尾就之)

NHK大阪放送局は29日、大阪市内の同局で会見を開き、2026年後期連続テレビ小説のタイトルが「ブラッサム」に決まったと発表した。ヒロインは石橋静河(30)が務める。


第115作の連続テレビ小説。主人公葉野珠(はの・たま)のモデルは、明治、大正、昭和を駆け抜けた宇野千代さん。女性の作家の地位が確立していない時代を駆け抜け、昭和を代表する作家となったパワフルでチャーミングな女性を描く。


石橋は18年前期連続テレビ小説「半分、青い。」依頼の朝ドラ出演で、ヒロインは初めて。当時はまだ、女優として撮影にも慣れておらず「特殊な環境で撮影が進んでいく現場なので、空気にのまれて緊張してしまってただただ必死でした」と回想した。


主演の撮影量やプレッシャーをはた目に見ているだけに、「プレッシャーも感じますが、それを自分のエネルギーに変えれば、ものすごいパワーになるんじゃないかという思考で頑張っていきます」とポジティブにとらえた。


過去にヒロインを務めてきた女優とも交遊は多く、「日本の朝を作る。その影響力たるや。本当に強い人たちで、ただただすごい」と感服。20年後期連続テレビ小説「おちょやん」のヒロインを務めた杉咲花や、17年連続テレビ小説「ひよっこ」のヒロイン、有村架純の名前を挙げ、「杉咲花ちゃんは、おいしいものに詳しいので、大阪のおいしいお店を知りたい。有村架純さんには、どうやって乗り切っていくかを根掘り葉掘り聞きたいです」と話した。


不安は言いだしたら切りがないというが、「最初に自分の目標を決めることは大事だと思うので、不安はあるが、自分ができることをコツコツと自分のペースでやっていきたい」と話し、「途中から参加する方もいらっしゃると思うんですけど、自分が今まで経験した中でできあがった空気の中に入っていくのはものすごいプレッシャーがある。そういう方もリラックスして伸び伸びできるような空気を作れたら」と、早くも“座長”としての気概を見せた。


タイトルの「ブラッサム」は花の開花を意味する。チームとしては咲き誇れという意味を込めたという。脚本は、23年後期連続テレビ小説『ブギウギ』などを担当した櫻井剛氏。制作統括は村山峻平氏が務め、夜ドラ「あなたのブツが、ここに」のタッグ再結成となる。

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