
【写真】こんなおばあちゃんいる! 自由奔放な松子を演じる梅沢富美男
舞台は浅草。75歳で職を失った主人公・日向松子が便利屋を起業。屋号は「ラスボスおばあちゃん」。松子がクセの強い若者だらけのシェアハウスで第2の青春に挑む姿を描く、笑って泣けて元気になれる、完全オリジナル脚本のヒューマンドラマだ。
ラスボスおばあちゃん・松子が、困っている人からの依頼に、時に奇抜に、時に破天荒に見える言動で驚かせながらも、いつも相手と同じ目線に立って、失敗や空回りも繰り返しながら、全力でハートフルに解決。松子自身も、老後の孤独や人生の意味と向き合い、進化していく。
そんな好奇心旺盛な松子に振り回されることになる、シェアハウスの住人たち。完璧主義で真面目な区役所職員の30代女性、動画クリエイターの20代女性、人力車の車夫の大輔、韓国人留学生。松子との出会いを通じて、若者たちが少しずつ変わっていく。SNS時代の若者たちが直面する、コミュニケーションの希薄化、キャリアへの迷いといった社会的問題を、人生経験豊かな松子が、柔軟な視点で、時に厳しく解決に導く。
梅沢が演じるのは、75歳の日向松子。浅草のアパートで50年以上、ひとり暮らしをしてきた庶民派の女性。仲間の竹子、梅子とは腐れ縁だが、家族はいない。浅草には多くの人脈があり、街の裏も表もよく知るが、実は岐阜・飛騨高山の出身。20代の頃に訳あって家を出てから、浅草のアパートで暮らしてきた。
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梅沢は「今までいろいろなドラマに出演させていただきましたが、この歳になって初めて、全国放送連ドラの主役オファーをいただけるとは思ってもみませんでした。それもまさかのおばあちゃん役!そして舞台が僕にゆかりの深い浅草ということで、二つ返事でお受けすることにしました」とコメント。
そして「下町浅草を舞台に古き良き昭和の人情芝居を彷彿とさせるような、今の若者にはおせっかいともとられかねないけどなんか憎めない、そんなパワフルな松子おばあちゃんがまわりを巻き込んで大活躍します。登場人物もみんな個性的な愛すべきキャラクターばかりでこれからの撮影がとても楽しみでなりません。見たらなんだか元気をもらえる。そんなドラマになっています」と作品をアピール。
プロデューサー・鵜澤龍臣は「松子おばあちゃんを演じるのは、女形として活躍してきた梅沢富美男さん。艶やかな美女を中心に、幅広い女性を演じられてきた梅沢さんが放つ圧倒的なエネルギーと、チャーミングな演技があってこそ実現できたキャラクターです」と梅沢の演技に太鼓判を押し、「いつも勝ち気でポジティブだけど、ちょっと孤独を感じ、最期まで社会とつながっていたい松子の言葉は、多くの世代の胸に刺さります。『歳を重ねること』が少しだけ楽しみになる、そんな人間味あふれるヒューマンドラマをぜひお楽しみください!」とメッセージを寄せた。
■第1話ストーリー
浅草の古びたアパートで50年以上、ひとり暮らしの松子(梅沢富美男)は、夏の暑さにも負けず、今日もマイペースに生きていた。一方、区役所のまちづくり課に勤める几帳面で融通の利かない職員・森野礼は、老朽化したアパートから松子をやんわり退去させるミッションを上司から押し付けられる。
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「一生懸命生きてきたのに、なんだか泣けてくるね」。そんな松子を励ます竹子と梅子。「松子にしかできないことがあるんだって。昔から浅草の町じゃ、困ったときの松子だったじゃないの」「そんなの仕事になんないだろ……いや、なるかも」。筆を取った松子は新たな事業の屋号を書く――その名も『便利屋ラスボスおばあちゃん』!
松子は竹子、梅子と共に、仲見世でチラシを配って盛大に便利屋の街頭宣伝へ。観光客からも注目を浴び、本人たちは大いに手ごたえを感じ、世間の「おばあちゃん」へのニーズを感じ取る。礼が現れ、制止に入るが、松子は「いい歳だからこそ、自由に生きたいんだよ!」と毅然と言い放つ。
一方、区が取り組む魅力発信プロジェクトの一環で、中国のドラマプロデューサーが浅草へ視察に来ることに。礼は上司から“おもてなし”として、浅草の行列店の入手困難なカステラを用意するよう指示される。礼が困っていると松子が現れ、便利屋の最初の仕事として、カステラを買いに行くことを申し出る。「店の先代とは仲良しだった」と自信満々に意気込む松子だったが…。
土ドラ『浅草ラスボスおばあちゃん』は、東海テレビ・フジテレビ系にて7月5日より毎週土曜23時40分放送。
※梅沢富美男、プロデューサー・鵜澤龍臣のコメント全文は以下の通り。
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ラスボスおばあちゃん・日向松子を演じます梅沢富美男です。今までいろいろなドラマに出演させていただきましたが、この歳になって初めて、全国放送連ドラの主役オファーをいただけるとは思ってもみませんでした。それもまさかのおばあちゃん役!そして舞台が僕にゆかりの深い浅草ということで、二つ返事でお受けすることにしました。
下町浅草を舞台に古き良き昭和の人情芝居を彷彿とさせるような、今の若者にはおせっかいともとられかねないけどなんか憎めない、そんなパワフルな松子おばあちゃんがまわりを巻き込んで大活躍します。登場人物もみんな個性的な愛すべきキャラクターばかりでこれからの撮影がとても楽しみでなりません。見たらなんだか元気をもらえる。そんなドラマになっています。是非週の終わりにこのドラマを見て浮世の憂さを晴らしてください。
■鵜澤龍臣/東海テレビ(プロデューサー)
経験豊富な人生の先輩が、ためになる教訓を説きながら世の中の不条理をバッサバッサとぶった斬る!・・・・・このドラマはそんなヒーロー、いやヒロインものとは一味違います。
「困っている人の最後の砦になりたい」。世の中に冷たく年寄り扱いされ、75歳で便利屋を立ち上げたラスボスおばあちゃん・松子は、上から目線ではなく、常に若者たちと同じ目線に立って様々な問題に立ち向かいます。その中で、松子自身もパワフルに、時に怒り、時に笑いながら常に進化していく……そこがこのドラマの見どころです。
松子おばあちゃんを演じるのは、女形として活躍してきた梅沢富美男さん。艶やかな美女を中心に、幅広い女性を演じられてきた梅沢さんが放つ圧倒的なエネルギーと、チャーミングな演技があってこそ実現できたキャラクターです。
「ばばあだって初めてばばあをやってんだ」「あんたの言ういい歳って何歳のことだい?いい歳なら自由に生きた方がいいじゃないか」。いつも勝ち気でポジティブだけど、ちょっと孤独を感じ、最期まで社会とつながっていたい松子の言葉は、多くの世代の胸に刺さります。「歳を重ねること」が少しだけ楽しみになる、そんな人間味あふれるヒューマンドラマをぜひお楽しみください!