俳優の高岡蒼佑(43)が29日、X(旧ツイッター)を更新。政治に関する発言を嫌悪する世間の風潮に疑問を呈した。
高岡はこれまでSNSなどを通じて政治や社会問題などに対する自身の考えをたびたび発信してきた。大きな関心を集めているコメ価格や備蓄米をめぐる問題にも言及しており、直近では「備蓄米かどうかもわからないものを、大臣が変わった途端、仕組まれた救世主のように現れて、こんなのにまた国民は騙されるんだろうな」と投稿していた。
続く投稿で「政治の話したら引かれる国ってどうなんでしょ」と切り出し、「話してほしくない人がいるから、少し触れてみたりすると、特異な存在として見られる」と政治に関して発信することによる世間の反応に言及。「それが当たり前のような、そんな世の中の仕組みで果たしていいんだろうか」と疑問を投げかけた。
また、政治発言に対して拒否反応を示す人々について「興味を持ってもらっては困るんでしょうね」と推測するとともに、「生きるにはとても大事なことなんだけどね」と思いをつづった。
芸能人やスポーツ選手など著名人の政治的発言をめぐっては、これまでにもSNS上でたびたび物議をかもしてきた。2018年にはモデルのローラが米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設工事中止を求める署名を呼び掛けた際、高須クリニックの高須克弥院長がツイッターで「僕なら(CMから)降ろす」と発言し、大きな話題となった。20年には検察庁法改正案をめぐり、歌手きゃりーぱみゅぱみゅら芸能人がツイッターで「#検察庁法改正案に抗議します」と抗議したことが、「芸能人が分かりもしない政治のことを語るな」などと批判を浴びた。
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