
【写真】「ショーン・コムズ」フォトギャラリー
Peopleによると、2008年から2018年までコムズとキャシー双方を担当していたスタイリストのディオンテ・ナッシュが、5月28日の審問に出廷し、コムズが「彼女を殴ると脅し、音楽をリリースさせないと脅し、両親の職場にセックステープを送り付けると脅した」と証言。殴ると脅すのを聞いたのは、一度や二度のことではなかったそうだ。「彼女はおかしくなりそうでした。酷く感情的になり、何日も家に閉じこもるような状態でした」と述べたという。
キャシーは2007年から2018年にかけて、コムズと断続的に交際。2023年にコムズを相手取り、性的暴行などで民事訴訟を起こしたが、後に和解。被害を訴える声が次々上がるきっかけになったとされる。2024年には、2016年にホテルの廊下で撮影された、コムズが彼女に暴行を加える映像が流出し、物議を醸した。
先週は、彼女の母親レジーナ・ベンチュラが出廷し、キャシーが一時ラッパーのキッド・カディと交際していたことを知ったコムズが激高し、彼女のわいせつな映像を公開すると脅迫されたと証言。コムズから要求された2万ドルを用意するため、自宅を担保にローンを組んだと明かしていたそうだ。
この裁判では、他にもキャシーの友人ケリー・モーガンや、コムズの元個人秘書デヴィッド・ジェームズ、歌手のドーン・リチャード、コムズに雇われた男性セックスワーカーらも出廷し、コムズによる彼女への暴力を証言した。ジェームズによれば、コムズはキャシーについて、「自在にできる」と公言し、「自分の思い通りに操ることが出来る…彼女は若い」と話していたそう。コムズは、キャリアだけでなく、財政面でも管理しており、キャシー自身もコムズとの生活をクレイジーだと自覚していたものの、関係から抜け出せずにいたそうだ。なお、コムズはこれらの訴えを全て否定している。
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