渡辺篤史が千葉・松戸の鈴木邸を探訪 離れ〜庭〜母屋〜桜が重なる「建築と自然の一体空間」

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2025年05月30日 10:40  ORICON NEWS

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離れと母屋の2棟構成=「-千葉県松戸市・鈴木邸-」(C)テレビ朝日
 俳優・渡辺篤史が案内役を務めるテレビ朝日の人気番組『渡辺篤史の建もの探訪』(毎週土曜 前4:25)の5月31日放送は、「離れ〜庭〜母屋〜桜 織り重なる景色」の千葉県松戸市・鈴木邸を尋ねる。

【写真】道路側の離れ「-千葉県松戸市・鈴木邸-」

 千葉県松戸市にある鈴木邸。平屋の離れと2階建ての母屋が中庭を挟んで建つ2棟構成の邸宅で、春には南隣の公園の桜を室内から望める贅沢な空間が広がっている。

 道路側に配置された平屋の離れは、建築家である夫のアトリエとして使われており、金物を一切使わない伝統構法による建築も見どころ。奥にある母屋とは中庭でゆるやかに繋がり、南北両方向に大開口を設けたことで、離れ〜中庭〜母屋〜借景の桜までをひと続きの風景として楽しむことができる。

 母屋のリビングは、あえて床を30センチ下げた設計で、ダイニングからの視界を遮らない工夫が光る。薪ストーブと造作ソファのある空間の先にはウッドデッキが広がり、桜の花が目の高さに咲き誇る春の情景を室内から堪能できるのも特徴だ。

 さらに、2階には書斎、図書コーナー、寝室、子供室がゆるやかにつながり、空気の循環や視線の抜けを考慮した設計が随所に施されている。浴室にはハーフユニットバスを採用し、天井・壁はヒノキ張り。シャワーフックすら付けない徹底した美意識も光る。

竣工:2024年7月
敷地面積:165.5平方メートル(50.1坪)
建築面積:78.2平方メートル(23.6坪)
延床面積:117.4平方メートル(35.5坪)
構造:木造在来工法
設計:鈴木雅也/鈴木雅也建築設計事務所

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