阿部サダヲ、吉田鋼太郎「あんぱん」第45話(C)NHK【モデルプレス=2025/05/30】女優の今田美桜が主演を務める連続テレビ小説「あんぱん」(NHK総合・毎週月〜土あさ8時〜ほか)の第45話が、5月30日に放送された。ラストシーン&次週予告に反響が集まっている。<※ネタバレあり>
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朝ドラ第112作目となる本作は、国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかしと妻・小松暢がモデル。何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどり着くまでの人生を描いた愛と勇気の物語。主人公の朝田のぶを今田、のちにのぶの夫となる柳井嵩を北村が演じる。
◆「あんぱん」草吉(阿部サダヲ)、乾パン作りを引き受ける
乾パン作りを断ったことで、町内に朝田パンが陸軍に逆らったという噂が広がってしまった。のぶの祖父・釜次(吉田鋼太郎)は、パン職人・草吉(阿部サダヲ)が頑なに乾パンを焼かないのには大きな理由があるのだと察しつつも詮索せず、家族のために乾パンを焼いてほしいと必死に頭を下げた。そんな釜次に草吉は「へそ曲がりなもんでね、言わなくていいと言われたら話したくなった」となぜ乾パンを焼きたくないのかを話し始めた。
翌日、国防婦人会のリーダー格である餅田民江(池津祥子)が強引に話を進めたことで、朝田家に乾パンの材料が運ばれてくる。憲兵にすぐに乾パンを作るよう命じられ、釜次は戸惑いながら何かの手違いだと断ろうとする。すると、そこに草吉が現れ「すぐに取りかかります」と従い、指示書を見て「昔のまんまだな…」と漏らしながら、慣れた手つきで乾パンを焼き上げた。駆けつけたのぶは驚きながらも草吉にお礼を伝え、暗かった朝田家に久々に笑顔が戻った。
しかし翌早朝、草吉は荷物をまとめ、朝田家を出て行ってしまう。釜次は気づいていたが引き止めず、草吉を追いかけようとするのぶを「これ以上、あいつを苦しめたら…いかんがじゃ」と制止。その言葉にのぶは「苦しめる?釜次じい、どういうこと…」と混乱した。
◆「あんぱん」ラストシーン&次週予告に反響集まる
どこからともなくふらりと高知にやって来た風来坊のパン職人・草吉は、お金にうるさく口も悪いが、その裏に情の深さを持ち、朝田家や嵩たちに不器用に手を差し伸べてきた影響力のある存在。第1話から登場し、視聴者からは「ヤムさん」「ヤムおんちゃん」の愛称で親しまれてきた。
同話では、これまで戦争に反対する姿勢を曲げなかった草吉が、軍の指示に従って乾パンを作り、作り方を伝授して去って行った。釜次に何を語ったのかは明らかにされていないが、この展開に視聴者からは「嘘でしょ…」「ヤムおんちゃんにもう会えないの?」「このまま退場しないよね?」「過去に一体何があったんだろう」「かなり辛く重たい過去を背負ってるんだろうな」「笑って帰ってほしい」と動揺の声が多く上がった。
さらに、本編後に流れた第10週「生きろ」(6月2日〜)の予告では、のぶの夫・次郎(中島歩)が、のぶに「僕の身に何かあったら、代わりに君が夢を叶えてほしいがや」と告げて航海に出る姿や、嵩がのぶたちに見送られて出征するシーンが登場。これにも注目が集まり「ついにきた」「嵩が戦争に…」「いよいよ本格的に戦争パートに突入」「のぶの涙にもうもらい泣きしてる」「辛い展開が続きそう」「耐えられるかな」と心配の声が上がっている。(modelpress編集部)
情報:NHK
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