
【写真】のぶ(今田美桜)を止める釜次(吉田鋼太郎)
乾パン作りを断ったことで、朝田パンは陸軍に逆らったという噂が広がってしまう。そんな中、釜次(吉田鋼太郎)は改めて草吉に対して、乾パンを作ってほしいと膝をつき、頭を下げて訴える。それでも依頼に応えようとしない草吉に、釜次は“理由は詮索しないが、堪えて作ってほしい”と再び頭を下げる。すると草吉は「へそ曲がりなもんでね。言わなくていいと言われたら話したくなった」と自らの心の内を釜次にだけ語ろうとする…。
ところが翌日、朝田家になぜか乾パンの材料が次々と運ばれてくる。やって来た憲兵から、すぐに乾パンを作るよう命じられて戸惑う釜次たち。するとそこに草吉が現れ、いつになく真剣な表情で憲兵に「すぐに取りかかります」と答える。
製造方法を見て「昔のまんまだな…」とつぶやいた草吉は、朝田家の面々と一緒に乾パンを焼き上げる。無事に完成し安堵の表情を浮かべるのぶ(今田)や羽多子(江口のりこ)たちに、草吉は「これからはもっとちゃんと覚えてもらいますよ」と笑顔を見せる。
しかし夜が白み始める頃、草吉は荷物をまとめて静かに朝田家から出ていってしまう。物音に気付いたのぶが彼を引き止めようとすると、釜次が「行かせちゃれ」と制して「これ以上、あいつを苦しめたら…いかんがじゃ」と言い聞かせるのだった。
草吉が姿を消すという展開に、ネット上には「ヤムおじさぁぁぁぁぁぁん!!行かないでぇぇぇ!!」「ほらぁーもーーーーやっぱりーーー」「あゝイヤな予感が…現実に」などの声が続出。さらに「カンパンの作り方を教えて、軍に納めてから去るって、どれだけ優しいのよ」「ヤムおんちゃん退場?また会えるよね?」「過去気になるー教えて釜じぃ〜」といった投稿も集まっていた。
|
|