
【写真】場面写真がすでにカッコいい 新スーパーマンが子どもを助けるシーン
幾度となく映像化され、誰もが憧れをもったヒーローの原点であり頂点であるスーパーマンが再びスクリーンに帰ってくる本作。監督を務めるガンは本作のストーリーについて「この映画ではスーパーマンのオリジン・ストーリーは描きません。スーパーマンが、赤ん坊のときに両親にロケットで送られて地球にやってきて、農家の夫婦に養子として育てられたというストーリーを描く必要はなかったのです」と、誰もが知るスーパーマン誕生の物語は本作では描かないことを明かした。
さらに「映画はスーパーマンが世界に現れてから3年目の物語です。スーパーマンをすでに世界からよく知られた、若くて人気のあるヒーローとして描き始めることで、観客はスーパーマンとその周りの人たちとの関係に簡単に入り込むことができます。そして皆さんは、これまで見たことのないスーパーマンの人生の段階を見ることができるのです」と話す。
そんな本作では、世間からの批判や疑いの目を向けられても〈ただ目の前で苦しんでいる人を救いたい〉と願う真のヒーローであり人々の希望であるスーパーマンの活躍が描かれる。そんな彼を人類の脅威と考え、陥れようとする最大の宿敵であり最高の頭脳を持った大富豪レックス・ルーサー(ニコラス・ホルト)が現れるも、“希望の象徴”としてスーパーマンは何度でも立ち向かう―。
そしてガンの手によって新たな一歩を踏み出すDCスタジオは、新生DCユニバースの第1作となる長編映画『スーパーマン』を皮切りに新たな作品が展開される。これまでの物語を一新し、新たに紡がれるユニバースについてガンは「僕は『スーパーマン』をみるために予習が必要と感じてほしくなかったんです。この作品を観るために必要な情報はありません。これまでにスーパーマンの映画を見たことがない、あるいはコミックを一度も読んだことがないとしても、この夏劇場に足を運んで『スーパーマン』を観ることが、新しいDCユニバースへの入門になります」と新生のユニバースにふさわしい誰でも楽しめるエンタメ超大作に仕上がっていることを明かした。
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映画『スーパーマン』は、7月11日に日米同時公開。