ラオスのトンルン国家主席と会見される天皇陛下=30日午前、皇居・御所(宮内庁提供) 天皇陛下は30日、来日したラオスのトンルン国家主席と皇居・御所で約25分間会見された。
宮内庁によると、陛下は日本と同国が今年、外交関係樹立70周年の節目であることに触れ、「友好関係が進展していることをうれしく思います」と述べた。長女愛子さまが11月に同国を訪れる予定で、国家主席が「お迎えできるのは光栄」と話すと、天皇陛下は「愛子も大変楽しみにしています」と応じたという。
日本から青年海外協力隊(現JICA海外協力隊)が同国に派遣されてから60年が経過したことも話題になり、陛下は「協力は大変重要です」などと話した。