ドラマ『六月のタイムマシン』第5話より(C)「六月のタイムマシン」製作委員会(C)秋口ぎぐる/グループSNE 8人組ダンスボーカルユニット・ICEx(アイス)の志賀李玖が主演を務める、BS12トゥエルビドラマ『六月のタイムマシン』(毎週日曜 後9:30)の第5話が、6月1日に放送される。それに先立って、同話のあらすじと場面写真が公開された。
【場面写真】愕然とする主人公・蒼(志賀李玖)&兄(松本大輝)ら 原作は、推理型体験ゲーム「マーダーミステリー」の人気作『八月のタイムマシン』(秋口ぎぐる・森川秀樹/グループSNE)。マーダーミステリーとは、参加者が登場人物となり話し合いながら、事件の解決を目指す「人狼」と「即興劇」が融合したような多人数参加型の推理ゲーム。「リアル脱出ゲーム」「人狼ゲーム」に続く、国民的ゲームとして注目を集めている。今作ではスマッシュヒットした原作ゲーム『八月のタイムマシン』から設定やキャラクターを大胆に変更。プレイ経験があってもなくても楽しめる新たな謎解きドラマ『六月のタイムマシン』として生まれ変わった。
物語の舞台は90年代の田舎町。主人公・柏木蒼(志賀)のもとに兄・琉青(松本大輝)から「今夜、直墨が殺される」という衝撃の電話がかかってくる。待ち合わせ場所の喫茶店には、琉青から呼び出された4人の幼なじみも顔をそろえていた。琉青がタイムマシンを起動したことにより、直墨殺害事件が起きる当日の朝に6人はタイムリープした。1日を繰り返し、仲間である直墨の死を回避し、事件の真相を解明しようと奔走する。しかし、タイムリープを重ねるうちにさらなる謎が渦を巻いていく。仲間を信じるべきか、6人の中に犯人がいるのか。事件は、予想外の展開を迎える。
蒼と兄・琉青は、直墨(志田原泰輝)のいとこである新堂木材の社長から直墨と桃花(小浜桃奈)が口論していたという情報を得た。桃花は、直墨とはずっと会っていないと証言していた。桃花から話を聞こうと桃花の家に向かうと、そこにはみどり(佐藤京)の姿があった。2回目の今朝、喫茶店の前で目撃した桃花とみどりの口論の様子を思い出し、車から飛び出す蒼。しかし、桃花の部屋にいたのはみどりだけで、なにやら物色していた様子だった。
さらに、みどりの手には、直墨の家で見つかったものと同じ薬が握られていた。以前、同じ薬の取材をしていたみどりは、蒼に「なぜこの薬を桃花が持っているのか?」の推理を展開する。桃花への疑惑は深まるばかり。直墨が階段から突き落とされた時間が迫り、祭の会場である神社へ向かう。みどりは蒼に自分がこの町に戻ってきた理由を語り始める。
神社に到着した矢先、静寂を切り裂くように耳をつんざく悲鳴が響き渡った。蒼は声の方向へと反射的に駆け出す。そこで衝撃的な光景を目の当たりにする。