維新、1人区絞り込みへ世論調査=立民に伝達、「予備選」不透明
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2025年05月30日 18:02 時事通信社

日本維新の会の岩谷良平幹事長(写真左)と立憲民主党の大串博志代表代行 日本維新の会の岩谷良平幹事長は30日、立憲民主党の大串博志代表代行と国会内で会談し、夏の参院選1人区の野党候補一本化を目指し、世論調査を実施する方針を伝えた。維新は調査結果に基づく一本化を「予備選」と位置付けており、6月6日を実施期限に設定。大串氏は明確な回答を避けた。立民側が受け入れるかは不透明だ。
維新は立民と競合する岐阜、和歌山両選挙区で世論調査を実施する方針。その結果を基に立民と協議し、候補を絞り込みたい考えだ。立民は、両党が国民民主党と滋賀、奈良でも競合していることを念頭に、他の主要野党への参加打診を重ねて求めた。
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