
【動画】「おわかりいただけただろうか?」 『見える子ちゃん』“ほん呪”風本編ビデオ3連発
泉朝樹による同名のホラーコメディー漫画を中村義洋監督が実写映画化する本作は、“見えないフリ”する高校生の全力無反応系エンターテインメント映画。
主人公・四谷みこ役には原菜乃華。みこの親友・百合川ハナ役には久間田琳加。二暮堂ユリア役にはなえなの。映画オリジナルキャラクター・権藤昭生役には山下幸輝。京本大我(SixTONES)が謎めいた教師・遠野善を演じる。
さらに、年頃の娘・みこに存在を無視されながらも温かく見守る父親・四谷真守役に滝藤賢一、毎日仕事に追われて余裕のない母親・四谷透子役に高岡早紀。産休を目前に控えるみことハナのクラス担任・荒井先生役を堀田茜が演じる。
今回到着したのは、中村監督のナレーションによって実現したコラボ、『ほんとにあった!呪いのビデオ』シリーズ風本編ビデオ3本。
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【ビデオ「登校」】では、主人公のみこ(原)が登校時に親友のハナ(久間田)を見つけ、笑顔で駆け寄っていく。本来であれば爽やかなはずのこの場面に、「これは、霊が見えてしまう女子高生の日常を描いた一本の映画のワンシーンである。一見、何の変哲もない学園生活のように見えるが…映像をよくご覧いただきたい」というナレーションが入り、視聴者に注意を促す。
すると、見覚えのある赤く染まる【Replay】の文字が不気味に浮かび上がり、「この違和感、おわかりいただけただろうか?」というおなじみのフレーズが響く。清々しい朝の光に満ちた校門で、笑顔で振り返るハナの映像に潜む“違和感”に、果たして視聴者は気づくことができるのか…。
【ビデオ「体育館」】では、「何気ない風景に潜む、説明のつかない違和感─」というナレーションとともに本編シーンが始まる。みこがハナや担任の荒井先生(堀田)と楽しげに話すシーンに、場面にそぐわない暗く重いBGMが流れはじめ、やがて、遠くに見えていたパイプ椅子に座る“生徒ではない”ぼんやりとした人影が、ハナの視線が向くたびに少しずつ近づいてくる様子が映し出される。
さらなる衝撃映像が収められた【ビデオ「食卓」】では、みこの自宅で家族が食卓を囲む、一見すると一家団らんの風景のようなシーンに、生気を感じられない“存在”が、絶対に遭遇したくないシチュエーションで映り込む。映像の最後は、「ほんとに怖いのは、その違和感に気づかないことかもしれない。本当の違和感は劇場で─」という中村監督のナレーションで締めくくられ、まるで『ほんとにあった!呪いのビデオ』のような不穏な空気に包まれる。
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さらに、霊が“見える”世界を体感できる大型ポスターが、6月2日よりOsaka Metro御堂筋線なんば駅改札外コンコースに登場することが決定した。この大型ポスターは、見る角度によって、霊が「見えたり」「見えなかったり」する特殊なビジュアル演出で、日常の中に潜む違和感や恐怖をリアルに再現する。大型ポスターの掲出は6月2日から8日までの期間限定。なんば駅の何気ない風景に登場する無視できない“違和感”を、現地で確かめてほしい。
映画『見える子ちゃん』は、6月6日より全国公開。