社会学者の古市憲寿氏(40)が30日放送のカンテレ「旬感LIVEとれたてっ!」(月〜金曜午後1時50分=関西地区)に出演。安倍晋三元首相の妻、安倍昭恵さんがロシアのモスクワでプーチン大統領と面会したことに言及した。
古市氏は昭恵さんと以前から親交があり、今週初めにも昭恵さんと会っていたことに触れ、「僕は巡礼外交なのかなと思っていて。夫が昔行った場所、ゆかりのある場所に行くっていうある種巡礼なんだけど、それを通して外交しているのかなと」と推し量った。
昭恵さんに直接、質問もしたといい「『そもそも、なんで行ったんですか?』って聞いたら、晋三さんが亡くなった後に、プーチン大統領から温かいメッセージをもらって。何回も日露関係に2人が尽くしたっていうことで、そのお礼を言うことが1つ。あと晋三さんが、ロシアのバレエっていうのは本当に美しいっていうふうに言っていたっていうんですね。『そのバレエを私も観たかった』っていうんで、主にその2つのことをやりにロシアに行った」と明かした。
続けて「別に政治家でもないわけですし、公式の外交ではないですけど。戦争をしているロシアみたいな国とも…日本ともあんまりいい関係ではないロシアみたいな国とも、こうやっていろんなチャンネルを持っていることってすごい大事かなと思う」と指摘。
また、「もちろんロシア側にも(思惑は)ありますし、逆に日本側にも思惑があるわけじゃないですか。ロシアからしたら、こういう関係だから仲良くしたい。でも日本側としても別に、友好関係ではないけれども隣国っていうことは変わらないわけじゃないですか」とも。
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「今回、直接昭恵さんも戦争とかの話をしたわけではないですけれども、あくまでも民間人としてできることをやっていくってことで、すごくいいなと思っていて。ロシア料理とか、日本のラーメンとか、おすしも食べたってことで。こういう私人としての国際交流みたいなことが、何かあった時に1個の防波堤になるというか。そういう意味で、すごい意味があるんじゃないかと僕は思っています」と語っていた。
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