『国宝』吉沢亮&横浜流星“えげつない撮影”明らかに 「2人の努力は壮絶」「大事件」

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2025年05月30日 18:50  ORICON NEWS

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壮絶だったという撮影の様子を明かした(左から)横浜流星、吉沢亮 (C)ORICON NewS inc.
 俳優・吉沢亮、横浜流星らが30日、京都・東寺(真言宗総本山 教王護国寺)で行われた映画『国宝』(6月6日公開)ジャパンプレミアに登場した。トークでは、壮絶だったという撮影の様子が明かされた。

【集合ショット】あまりに豪華すぎ!吉沢亮&横浜流星らがドレスアップして登場

 世界遺産でもある東寺で、現実の“国宝”である「金堂」にレッドカーペットが敷かれ、神聖な雰囲気。重たい扉が開くと、ドレスアップした豪華な面々が現れた。吉沢、横浜のほか、高畑充希、寺島しのぶ、森七菜、見上愛、田中泯、渡辺謙、李相日監督がずらり。

 同作は、黒衣として3年間歌舞伎の世界に身を置き、その体験をもとに執筆した吉田修一氏による同名小説を、実写映画化。任侠の一門に生まれながら、歌舞伎役者の家に引き取られた主人公・喜久雄(吉沢)が、芸の道に人生を捧げ、やがて“国宝”と称される存在になるまでの50年を描く、壮大な一代記。

 物語は、抗争によって父を亡くした喜久雄が、上方歌舞伎の名門・花井家の当主である花井半二郎(渡辺)に引き取られたことから始まる。喜久雄は、半二郎の息子であり、名門の跡取りとして育てられた俊介(横浜)と出会い、兄弟のように、親友として、そしてライバルとして、ともに芸に青春を注いでいく。

 京都で撮影され、歌舞伎のシーンは圧巻だという。吉沢が「もう十分だろ」と思ったところから「まだ2倍ぐらい残っていた」と語ると、横浜は「こんなに妥協せず、魂をワンカットワンカット込めてくださる方もいない」と李監督に感謝。

 実際に歌舞伎の世界を知る寺島は、“観客”として「撮る分量がえげつない」「途中タオル投げたくなっちゃった」と証言。田中に至っては「(吉沢と横浜)2人の努力は壮絶です」「大事件」とまで表現した。

 その姿は、世界的に評価され、第78回カンヌ国際映画祭で「監督週間」部門に出品され、スタンディングオベーションで称えられた。吉沢は「確実に期待をこえていく作品になっている」とアピールしていた。

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