(左から)橋本良亮、佐藤流司 (C)ORICON NewS inc. 俳優の佐藤流司、橋本良亮(A.B.C-Z)が30日、東京・IMM THEATERで行われた舞台『近松忠臣蔵』取材会に登壇した。2年ぶりのタッグとなった佐藤に、橋本は「ついにきたか」と喜びを語りつつ、2人の起きた変化も明かした。
【集合ショット】役衣装で!力強いガッツポーズを披露の橋本良亮&瀧陽次朗ら 橋本は「2年前の舞台の千秋楽前にスズカツ(今作の演出:鈴木勝秀氏)さん、流司、スタッフさんと食事会をしたんです。『こういうお話、どう?』みたいな。オレと流司は『いいじゃん、いいじゃん』って言って実現した。言ってみるもんだなって。またやりたいねって推したんです。そしたら、実現したのでこれが終わり際に“またやりたいです”って話をさせてもらうかも」とニヤリと笑った。
前回と比べて佐藤は「変わったところは、お互い…大人になって活気がなくなった」と率直に一言。「そうですか?確かに大人になった感じはある」とうなずく橋本に、佐藤は「落ち着いちゃいました。2年前のがやんちゃ感があった。2年前は“ヨッシャ、焼き肉食いに行こうぜ!”だったのが今回は“今はイカの刺し身でも…”って(笑)。食が変わりました。でもずっと楽しくやらせてもらってる環境は変わらない」と絆の強さを強調した。
橋本は「流司とやると本番が楽しみなんです。2年前も毎回、流司のアドリブが楽しみで楽しみで仕方なかった。どんなんぶちかましてくれるかな」と期待を寄せていた。
今作は日本演劇界に名を刻む近松門左衛門と、忠臣蔵の中心人物である大石内蔵助(大石良雄)という、歴史に残る2人の男の友情を、ロック・サウンドとともに描く意欲作。佐藤は、赤穂藩の筆頭家老でありながら、主君・浅野内匠頭長矩の仇討ちという重責を背負う大石内蔵助。一方、橋本良亮は、武士の身分を捨て戯作者となった近松門左衛門を演じる。
会見には、このほか瀧陽次朗(少年忍者)、瀬戸祐介、細見大輔、ブラザートムが参加した。