2025スーパー耐久第3戦富士24時間 KTMS GR YARIS(富下李央菜/鈴木斗輝哉/平良響) いよいよ5月30日〜6月1日に静岡県の富士スピードウェイで開催されるENEOSスーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BRIDGESTONE第3戦『富士24時間レース』。全10クラス計60台のほとんどが24時間の長丁場を戦うために4〜6人のドライバーラインアップを敷いているが、ST-2クラスから参戦するKTMS GR YARISが富下李央菜/鈴木斗輝哉/平良響という数少ない3人体制でエントリーしている。しかもそのうち、富下と鈴木はスーパー耐久ではルーキーイヤー。まだ若手ながら豊富な24時間の経験をもつ平良“先輩”とともに、24時間レースを前に3人体制への不安とその解決法を聞いた。
5月8日に行われたスーパー耐久公式テストでは、夜間走行で富下のドライビング中、KTMS GR YARISは接触され、そのときのダメージで今回は以前使っていた個体を再投入している。富下の不安もさもありなんといったところだ。しかし平良は「まず大事なのは、速いタイムで走ろうとしないこと。特に夜は何か起きることが多いので、とにかく絶対にぶつからなければ大丈夫」とアドバイスした。