モントーヤの息子セバスチャンがアロンソ率いるマネジメント会社と契約。プレマからF2に参戦中

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2025年05月30日 22:50  AUTOSPORT web

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FIA F2に参戦するセバスチャン・モントーヤ(プレマ・レーシング)
 フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が率いるドライバーマネジメント会社の『A14マネジメント』は5月29日、FIA F2にプレマ・レーシングから参戦するセバスチャン・モントーヤが新たにマネジメントドライバーに加わったことを明らかにした。

 セバスチャンはアメリカ生まれのコロンビア人で現在20歳。父は2度インディ500を制し、F1では7勝を記録したファン・パブロ・モントーヤだ。

 2001年から2006年までの6シーズンにわたりF1に参戦したファン・パブロは、通算7勝、合計30回の表彰台を獲得し、ウイリアムズ在籍時の2002年と2003年はドライバーズランキング3位を獲得したドライバーだった。

 そんなファン・パブロの息子、セバスチャンはレーシングカートを経て、2020年にFIA F4でシングルシーターデビューを飾ると、その後フォーミュラ・リージョナル・アジア(現FRミドルイースト/FRMEC)やフォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ(FRECA)、FIA F3に参戦。

 FIA F3、FRECA、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)、マカオGPに参戦した2023年シーズンはレッドブルの若手ドライバー育成プログラム『レッドブル・ジュニア・チーム』に加わるも1年で同プログラムを離れている。

 育成無所属となったセバスチャンだったが、2025年シーズンよりFIA F2にステップアップを果たすと、大荒れとなった第5戦モンテカルロのフィーチャーレースでは3位に入り、ドライバーズランキング11位につけている。

 そんなセバスチャンが加入したA14マネジメントは現役F1ドライバーのアロンソが共同創設者として率いるドライバーマネジメント会社だ。

 今季F1デビューを飾ったガブリエル・ボルトレート(キック・ザウバー)、今季FIA F2に参戦するジョセップ・マリア・マルティ(カンポスレーシング/レッドブル育成)F1アカデミーに参戦するクロエ・チェンバース(カンポス・レーシング/レッドブル・フォード)、FIA F3に参戦するニコラ・ツォロフ(ニコラ・ツォロフ/レッドブル育成)などと契約を結んでいる。

 セバスチャンは先述のとおりレッドブルの育成を1年で離れており、現在はどのF1チームの育成プログラムとも契約はない。今季はプレマ・レーシングから、同チームとも関わりが深いムンバイ・ファルコンズのマシンリバリーでFIA F2を戦っている。

 かつて父ファン・パブロとF1で戦ったアロンソが率いるA14マネジメントに加わったセバスチャンは、よりF1パドック内からも動向に注目が集まるひとりとなったに違いない。

[オートスポーツweb 2025年05月30日]

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