ピアストリが初日最速、ウイング検査厳格化も関係なしか。2番手ラッセルはロングランで好タイム/F1スペインGP FP2

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2025年05月31日 01:21  AUTOSPORT web

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2025年F1第9戦スペインGP オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
 2025年F1第9戦スペインGPのフリー走行2回目が行われ、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がトップタイムをマークした。2番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。角田裕毅(レッドブル)は13番手だった。

 気温31度、路面温度47度というコンディションで、現地時間17時にセッションがスタート。FP1とは反対にほとんどがミディアムタイヤでコースに出ていき、FP1で最初にミディアムを履いたランス・ストロール(アストンマーティン)とフランコ・コラピント(アルピーヌ)はハードタイヤを履いている。

 FP1でトップタイムを記録したランド・ノリス(マクラーレン)が、まずは1分13秒636でトップに立つ。フェルスタッペンが0.274秒差の1分13秒910で2番手、ピアストリが0.351秒差の1分13秒987で3番手だ。メルセデス勢はFP1でソフトタイヤを履かずアタックを行っていないが、ここでアンドレア・キミ・アントネッリが1分14秒212で5番手。チームメイトのジョージ・ラッセルは1分13秒501でトップに立った。

 角田は1分14秒828で14番手。FP1で2台ともトップ10に入ったレーシングブルズはリアム・ローソンが1分14秒353で7番手、アイザック・ハジャーは9番手だ。オリバー・ベアマン(ハース)がターン3でスピンを喫しグラベルにはみ出したが、すぐにコースに戻っている。また、ドライビング中に無線で問題を訴えていたストロールは、ガレージに戻ってマシンを降り、シートの交換を行った。

 各車とも1度タイムを出した後はピットに戻り、セッション中盤に入るとソフトタイヤを投入した。ここでトップに立ったのがピアストリで、全セクターで最速タイムを記録し1分12秒760をマークした。ラッセルが1分13秒046で2番手、フェルスタッペンが1分13秒070と3番手タイムをマークしたが、その直後にノリスがフェルスタッペンと同タイムで4番手に。レーシングブルズもハジャーが1分13秒400で9番手、ローソンが1分13秒494で10番手。角田はフェルスタッペンと0.613秒差の1分13秒683で13番手だ。

 スピンを喫したベアマンは、ガレージでマシンのチェックを行い、他のマシンよりも遅れてソフトタイヤを投入して1分14秒126というタイムをマーク。FP1でリザーブドライバーの平川亮にマシンを明け渡していたエステバン・オコンは、1分14秒005で18番手だ。このタイミングで各車ロングランに移行しており、マクラーレン、レッドブル、フェラーリなどがミディアム、メルセデス、アルピーヌ、レーシングブルズはソフト。アストンマーティン、ウイリアムズ、キック・ザウバーは2台でタイヤを分けて走行を重ねた。終盤にはタイヤを履き替えて、2種類のタイヤでロングランを行うマシンもあった。

 トップ3は変わらずピアストリ、ラッセル、フェルスタッペンという並びでFP2が終了。ラッセルはソフトでのロングランで好タイムを見せていた。4番手以降はノリス、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、アントネッリ、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、ハジャー、ローソンとなっている。

[オートスポーツweb 2025年05月31日]

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