YOSHIKI、スコップ持ってトラクターで登場　北海道でワイン用のぶどう畑でくわ入れ

X JAPANのYOSHIKIが30日、北海道・余市郡で、「Y by YOSHIKI」×「ドメーヌ・タカヒコ」×「フィールドオブドリームスワイナリー」提携・調印式に出席し、専用のぶどう畑でくわ入れを行った。これまで米国を拠点にワイン造りを行ってきたYOSHIKIが、自身が感銘を受けたという世界的醸造家・曽我貴彦氏とタッグを組み、自身初となる日本産ワインの生産プロジェクトを始める。

トラクターに乗って登場したのはステージ、ではなく畑。手にはスコップ。YOSHIKIは「世界で一番似合わない」と笑いつつ「人生初」という畑仕事に臨んだ。北海道の豊かな自然の中、ズボンの裾を土で汚しながら、順調な成長を願うように丁寧に苗を植えた。

畑の広さは0・4ヘクタールで、「ピノ・ノワール」という品種の1191本の苗が植えられる。「余市、日本ならではのダシのうまみ、味覚として日本の美を表現できればと思います」と理想を挙げ「やるからには日本初の世界一のワインを目指してやっていければと思います」。音楽、ファッションのみならず、あらゆる高み追求していく。27年10月に収穫され、商品は28年にリリース予定。【望月千草】