「イグナイト」第7話(C)TBS間宮祥太朗が主演を務める「イグナイト -法の無法者-」第7話が5月30日に放送された。上白石萌歌が演じる伊野尾が語った過去に「辛すぎる」「しんどい」といった声が上がっている。
本作は、日本の訴訟社会化と飽和する弁護士界の実態をテーマに、これまでのリーガルドラマとは一線を画す、完全オリジナルのダークリーガル・エンターテインメント。
間宮演じる今作の主人公・宇崎凌は、父親を事故で亡くしたことをきっかけに法の世界を目指す。やっとの思いで司法試験に合格するも、ことごとく事務所の面接に落ち、バイト生活を送る毎日。ひょんなことから「ピース法律事務所」への就職が決まり、一人前の弁護士になれると思ったが、そこは依頼人を待つのではなく、争いの火種があるところへ潜り込み人々に訴訟を焚きつけ、あらゆる手段を使って原告を勝訴へと導く、界隈では無法者として知られている怪しげな法律事務所だった。
「ピース法律事務所」の事務所の代表・轟謙二郎を仲村トオル、チームのムードメーカー・伊野尾麻里を上白石萌歌、秀才の現代っ子弁護士・高井戸斗真を三山凌輝が演じる。さらに、及川光博、りょう、藤田朋子、田中直樹、高嶋政伸ら豪華キャストが出演する。第7話では、伊礼姫奈、赤ペン瀧川、濱正悟がゲスト出演した。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
宇崎(間宮)と轟(仲村)は市長の音部(高嶋)から自分たちが追求すべき黒幕が別に存在すること、それが現在の内閣官房長官であることを聞かされ、轟は桐石(及川)と浅見(りょう)を事務所に呼び、伊野尾(上白石)と高井戸(三山)を巻き込まないためにこの件から外すことを告げる。初めてバス事故について知らされ、真相解明に協力すると高井戸は前向きな姿勢を見せる一方で、伊野尾はどこか浮かない顔をしていた。
バス事故の情報収集を進める中、轟は高井戸のSNSに流れてきた高校陸上の大会での盗撮写真を見つける。伊野尾が拡散されている女子選手・三浦彩音(伊礼姫奈)について検索すると「鳥自爺」というアカウントにたどりつく。さらに調査を進めると「鳥自爺」が闇サイトで犯罪動画を売っているとわかり、宇崎はその正体を突き止めるべく動き出すが、高校からは本人が「引退すれば終わる話」といい警察沙汰にしたくないため静観してほしいと言われてしまう。納得のいかない伊野尾は再度高校へ連絡を取り、直接彩音に自身の過去を打ち明け…というのが第7話のストーリー。
彩音の件をすぐに学校へ電話する宇崎に「行動はや」「かっこええ」といった声があがる一方で「伊野尾ちゃん大丈夫かな」といった心配の声も上がった。伊野尾は彩音に対し、かつて自身が高校生の頃バレー部の試合会場で盗撮をされたこと、その男につきまとわれるようになり電車に乗れなくなったこと、さらに自身の写真がインターネットに公開され部活を続けられなくなったことを打ち明け、自分のようになって欲しくない、戦うのを諦めて欲しくないと伝え、彩音の本当の気持ちを聞くことができた。伊野尾の口から語られた過去にSNSでは「辛すぎる」「しんどい」「許せん」といった声や「だからバイク移動なんだ」という声も…。
彩音の写真だけでなく他にも同じような写真が掲載されているサイトに辿りついた宇崎らはオフ会が開催されることを知り、決定的な証拠をおさえるための前準備として桐石と宇崎が潜入することに。参加者と雰囲気を合わせるための変装と設定で乗り込む桐石の姿に「桐石さんここで!!」「今回はオタクキャラか」「急に笑わせないでww」と盛り上がりを見せた。オフ会で交わされる会話に憤りながらも、宇崎と桐石はサイトの運営者であるハンドルネーム「鳥自爺」を名乗る男・吉野に接触し現場と呼ばれる日時の情報を収集することに成功する。
さらにそこには、かつて伊野尾を盗撮した黒田が参加することがわかった。当日、彩音が乗る電車に高井戸と宇崎が事前に乗車。そして、黒田が席を立ち彩音を後ろから盗撮する直前に「その子から離れて」と伊野尾が彩音の前に立ち、黒田と対峙する。伊野尾に気付き「訴えますよ」という黒田を宇崎が取り押さえ、一部始終を撮影していた高井戸が黒田の仲間を電車から降ろす。宇崎、高井戸、伊野尾の姿に「かっこいい」「高井戸も強いな」「今日も戦う宇崎」と絶賛する声が相次いだ。
ラストでは、黒田らを一網打尽にした現場には姿を見せなかった運営者の吉野と轟が対峙し、5年前の事故と関連するGIテクノロジーズについて知ってることを全て話せと怒りを露わにする姿が映し出され「なんちゅうつながり」「そういう繋がりか」という驚きの声や「轟さんの本気の凄み」「マジな轟さんかっこいい」といった声も上がっている。
【第8話あらすじ】
轟(仲村トオル)は、5年前に事故が起きたバスにGIテクノロジーズの自動運転システムが搭載されていたことをピース法律事務所のメンバーに報告する。すると、GIテクノロジーズと関連がある東亜病院を訴えたいという依頼が偶然入っていることに気付く伊野尾(上白石萌歌)。間接的にでもバス事故の真相に近付けるかもしれないという宇崎(間宮祥太朗)の意見もあり、轟はその依頼を受けることを決める。
依頼人の住菜々子(堀田茜)は、父が脳動脈瘤の手術を受けた2日後にくも膜下出血で亡くなったことに疑問を抱いていた。病院側の説明に違和感を覚えた菜々子は、母に内緒でピース法律事務所に調査を依頼する。宇崎、伊野尾、高井戸(三山凌輝)は病院の看板ドクターで当時の執刀医・河野遼平(坪倉由幸)を探ることに。
調査を進める中、3人は病院内で偶然桐石(及川光博)と遭遇し、妻の綾(映美くらら)が脳動脈瘤の手術を控えていることを知る。その執刀医が調査対象の河野であることを聞き、綾の命がかかった状況に戸惑う。調査続行か中断か…まさかの展開が待ち受けていた。
「イグナイト -法の無法者-」は毎週金曜日22時〜TBSにて放送中。
(シネマカフェ編集部)