66歳ワハハの看板女優が98歳演出でホームドラマ初母親役 三越劇場舞台「花嫁」6・1開幕

1

2025年05月31日 13:28  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

舞台「花嫁」公開稽古前の会見に出席した、左から小林綾子、久本雅美、石井ふく子氏、羽場裕一、丹羽貞仁

女優久本雅美(66)主演の舞台「花嫁」(6月1〜24日)の公開稽古が31日、東京・日本橋の三越劇場で行われた。


直木賞作家向田邦子さんの原作をプロデューサー石井ふく子氏(98)が演出。東京・上野池之端の一家を舞台に、夫を亡くし還暦を過ぎた片倉ちよ(久本)に縁談が舞い降りてきたことから起こる人間模様を描く。


石井氏のプロデュース、演出作品は初めての久本は「ホームドラマの母親役は初めて。先生が『心で芝居をやろう』と言ってくださるので、稽古中にもみんなボロボロ泣いています。家族の素晴らしさ、還暦を過ぎて恋をすることの素晴らしさが伝わるように、明日からチャレンジします」。


石井氏は「久本さんと初めてで、割と喜劇をおやりになっているけど、全然それを出さずに心の芝居をしている。謙虚な姿勢ですてきだなと思います、これからも、またご一緒したい」と話した。


久本は「先生のことが大好きになって『居心地がいい』って言ったら『私もよ』っておっしゃってくださった。人としても、女性としても、演出家としても尊敬できる。成長して、精進して、またご一緒したいです」と話した。


石井氏の作品には1983年(昭58)のTBS「二人づれの道」から出演している小林綾子(52)は、久本の次女役。「石井先生には10歳からお世話になっていますが、今また、ご一緒させてもらっていることに本当に感謝しています。ありがとうございます」と話した。


他に羽場裕一(64)、丹羽貞仁(56)が出席した。

このニュースに関するつぶやき

  • 石井さん生きてるだけですごい年齢なのに未だ現役なのか…
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

ニュース設定