SNS総フォロワー数100万人超えの元Peel the Apple黒嵜菜々子(22)がプロデューサー兼メンバーを務める7人組女性アイドルグループ、Root mimiが31日、都内の品川ザ・グランドホールでデビュー公演「Root mimi Debut LIVE『かわいいへの道』」を行った。公演中には、7月からInterFMで初地上波冠レギュラー番組開始と、10月17日に横浜・1000CLUBで2度目の単独公演を開催することを発表した。
早速のラジオのレギュラー決定に、黒嵜は「Root mimiで初めてのレギュラー番組でとてもうれしく思います。グループの良さやかわいさ、面白さをいっぱい発信して、みんなに愛してもらえるようにメンバー全員でがんばります!」とコメントした。番組はメンバーそれぞれのパーソナリティーの深掘りや、親交あるゲストを招くなど、盛りだくさんの内容となるという。
Root mimiは黒嵜のほか、オーディションなどから反田葉月、小田垣有咲、貫井夢生、才川水希、天宮さくら、朝比奈麗桜の6人を追加した7人で結成。公演後の取材ではそれぞれが自己PRを行い、アイドル初挑戦となる福岡県出身の天宮さくら(21)は「歌とベースが趣味です」と笑顔を見せ、「初ライブは気づいたら終わっていました。あっという間ですごく楽しかったです」と振り返った。
今年に入って短くしたという唯一の茶髪ショートカット姿の貫井夢生(ぬくいゆい=21)は「よくギャップがあるねって言われます。クールに見えますけど、意外とステージ上ではそうではなくて。人見知りだけど、よく落ち着いているとも言われます」とアピール。受験で進学した大学を休学して活動中の才川水希(さいかわ・みづき=22)は自身のキャッチコピーに「自称・ほのぼの頭脳派」を挙げ、初ライブの感想に「リハーサルが終わってからは本当に緊張がすごかったですが、いざ始まったらファンの方がアットホームでうれしかったです」と笑顔で話した。
中国人の母を持つ最年少19歳の朝比奈麗桜(りお)も天宮と共に初のアイドル活動となった。「すごく緊張しましたけど、楽しかったです」と振り返り、武器には中国語とインターナショナルスクールで培った英語力を挙げた。この語学力にはプロデューサー黒嵜も注目しており「中国公演とか、海外のステージも目指していきたいですよね」と力を込めた。
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黒嵜と同じPeel the Appleでの活動歴もある小田垣有咲(20)は自身の特徴に「ほわほわしているところと、たぬき顔です」と笑顔で答えた。新たな船出に「出る前はとても緊張していましたが、途中からすごく楽しくなって笑顔で終われたので、もっともっと大きいステージに立ちたいなと思いました」と意気込んだ。
グループのムードメーカーを自称する反田葉月(24)は、同事務所の後輩でもあった黒嵜からラブコールを受ける形で加入を決めた。5年前に1度はアイドルを辞めて声優の道へ進むも二刀流生活を決断。自身のアピールポイントは「顔がいいところ」として笑わせ「声優の現場とはファンの方の雰囲気も違いますし、どちらでもいい景色を見せられるように頑張りたいです」と力を込めた。
そんな反田をグループに呼び込んだ“兼任プレーヤー”の黒嵜は、自身の特徴について「すごくしっかりしています」と重ねて笑わせ「半年ぶりにライブができてすごく楽しかったです。またファンのみなさんといっぱい踊って楽しむのがこれから楽しみです。初めてのメンバーもいましたが、すごく楽しくパフォーマンスできていて、親のような気持ちになりましたね」と語った。
メンバー選考については性格や身長、パフォーマンスなどを総合的に審査し「グループをこれから大きくしていくメンバーを選びました。未来ですね」と説明。もともとプロデュース業にも興味があったといい、今回から倍増の観客席数となる次回単独ライブへ向けては「1000人くらいなのですが、ひとつひとつのキャパを埋めていけるようにというのが目標です。ホール会場よりもライブ会場の方が盛り上がりやすいかなと思ったので、横浜の1000CLUBさんに決めました」と話した。
デビューライブではグループ名でもある「Root mimi」や「制服を脱ぎ捨てろ」など、レッスンを積んできた5曲を披露。黒嵜からメンバーへ「ステージデビューおめでとう」と描かれたケーキも贈られた。アンコールでは再び「Root mimi」をパフォーマンスして沸かせた。6月1日から全5曲の配信もスタートするといい、黒嵜は「全部大事な曲なので、みなさん全曲聞いてください!」と呼びかけていた。【松尾幸之介】
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