元Peel the AppleのRoot mimi黒嵜菜々子生誕祭　22歳にゃんにゃん衣装で魅了

元Peel the Appleメンバーで、現在は7人組アイドルグループ、Root mimiのプロデューサー兼メンバーを務める黒嵜菜々子（22）が31日、都内の品川ザ・グランドホールで「黒嵜菜々子生誕祭2025　にゃにゃこ誕生！」を行った。

同日に同会場でRoot mimiのデビュー公演を行っており、メンバー6人も共に出演した。こだわったという黒とピンクを基調とした衣装で、他のメンバーは黒嵜の顔がプリントされた特製シャツに「22歳（にゃんにゃん）」をかけた猫耳をつけてステージに登場。「やりたい曲を詰め込んだ」と、＝LOVEの「とくべチュ、して。」、Merry BAD TUNE．の「真夏のユーレイ」、AKB48の「呼び捨てファンタジー」をカバーして披露するなど、グループ曲含む計11曲をパフォーマンスして沸かせた。

メンバーから祝福されると「幸せ〜」と笑顔。終盤には自身がほしかったという洋服をプレゼントされたほか、愛犬を描いたケーキ、花束なども贈られ「ありがとうございます」と感謝。プロデューサー兼任ゆえ、オーディションなどで選ばれた同い年のメンバーからも敬語を使われるといい、22歳の抱負として「敬語やめてもらうこと」と宣言。メンバーから「菜々子！」と呼び捨てされると「そんな感じで」と笑顔でうなずいた。

終盤には「神曲」と語っていた「真夏のユーレイ」で音響トラブルが発生し、演奏が止まるハプニングもあった。「トラブルもあったんですけど、それもライブの良さということで…」と語っていたが、アンコールでは「ちょっと悔しいので、もう1回やりたいと思います！」と予定を変更して再び「真夏のユーレイ」を披露。しっかりと歌いきり、ファンも大歓声で応えた。

Peel the Apple時代から、SNS総フォロワー数100万人超えの人気メンバーとして活動。昨年末の卒業から約半年かけた再出発には「半年ぶりにライブができてすごく楽しかったです。またファンのみなさんといっぱい踊って楽しむのがこれから楽しみです」と思いを語った。

グループ名には根や根源などを意味する「Root」に、フランス語で「かわいい」などを意味するmimiという言葉を合わせ、「根からかわいく、その道をずっと突き進んでいく姿を届けたい」という思いを込めた。デビュー公演では、7月からInterFMで初地上波冠レギュラー番組開始と、10月17日に横浜・1000CLUBで2度目の単独公演を開催することも発表。オーディションなどから選ばれた、反田葉月、小田垣有咲、貫井夢生、才川水希、天宮さくら、朝比奈麗桜の6人のメンバーと共に、新たな挑戦が始まった。【松尾幸之介】