角田裕毅、グリップの問題が解決せず予選20番手「どれだけセットアップを変えても答えが見つからない」

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2025年06月01日 05:00  AUTOSPORT web

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2025年F1第9戦スペインGP 角田裕毅(レッドブル)
 2025年F1スペインGPの予選で、レッドブルの角田裕毅はグリップに苦しみ、20番手という結果だった。

 全員が最初のアタックラップを終えた段階で、角田は19番手。セッション終了間際の最後のアタックで全セクターで自己ベストを更新したものの、最下位20番手に沈んだ。オスカー・ピアストリ(マクラーレン)によるQ1ベストタイムとの差は0.834秒、Q1を15番手で通過したアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)とは0.246秒差だった。

■角田裕毅(オラクル・レッドブル・レーシング)FP3 14番手(1分13秒892/13周)予選 20番手(Q1=20番手1分13秒385:ソフトタイヤ)

「今週末はFP1から何かがおかしいと感じていて、あらゆることを試したにもかかわらず、かなり厳しい結果になってしまいました」

「週末を通してずっとグリップの問題に苦しみ、マシンがタイヤを摩耗し尽くしてしまうような感覚を持っています。可能な限りその問題を解決しようとしましたが、それを根本的に修正することはできなかったと思います」

「複数のセットアップを試しました。奇妙なことに、今日のQ1の最後のラップはかなりクリーンでした。それにもかかわらず、良い結果が出なかったのが残念です。マシンを走らせる際の自信が高まっていると感じていた時に、ペースが伴わなかったのも悔しいです」

「ポジティブな点は、週末を通して一貫性を築けたこと、そして大きなミスをしなかったことです」

「明日はいつもどおりベストを尽くして、ポイントを持ち帰れるよう頑張ります。幸いなことに、バルセロナはオーバーテイクが可能なサーキットです」

(走行直後の会見で語り)「自分が感じたレベルが、自分の期待していたものとはまったく合っていませんでした。マシンのなかで感じるグリップレベルが、全体的に一致していなかったのです」

「週末の間ずっとその問題を解決しようとしましたが、どんなセットアップ変更をしても、制限全体を根本的に直すことができませんでした。(予選)最後のプッシュラップはかなり良かったです。それだけに、自分の結果に納得できずにいます」

「これまでのグランプリ、例えばモナコではとても良い進歩がありました。でも今回は、何をやっても反応がなくて、マシンがタイヤを異常なほど摩耗して、ひどいデグラデーションが発生しています」

「根本的な制限は依然として存在していて、それが何なのか分かりません。自分でも答えが出せないのです」

「これ以上セットアップを変えても意味はないと思います。ほとんどすべてを試しました。どんなセットアップが効果を生むのか分かりません」

「明日は立て直しを図ります。できる限りのことをして、トップ10に入れるよう全力を尽くします」

[オートスポーツweb 2025年06月01日]

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