芸能界のトップで長年活躍しているアイドルといえば、木村拓哉(52)の名前を挙げる人も多いだろう。1987年に旧ジャニーズ事務所に入所し、光GENJIのバックについていた「スケートボーイズ」の一員となった木村。1988年4月に同グループから選抜されたメンバーで「SMAP」を結成し、1991年にCDデビューを果たした。
その後の活躍は誰もが知るものであり、俳優としても数々の代表作を持っている。ドラマや映画など、木村が出演して大ヒットした作品は数知れない。そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、20〜60代の男女500人を対象に「好きな木村拓哉出演の映画」についてアンケート調査を実施した。
第3位には、『武士の一分』が選ばれた。
木村演じる主人公・三村新之丞は、藩主の毒見役を務める下級武士。愛する妻・加世と共に平和な日々を送っていたが、ある日の毒見後に視力を失ったことで生きる希望さえも失ってしまう。夫のため番頭・島田の罠にかかり、彼に身を捧げてしまった加世。卑怯を憎む侍としての「心」と、一人の男としての「愛」の狭間で、新之亟は己の「一分」をかけた島田への復讐を誓う――。
今回のアンケートでは、時代劇、盲目の武士という難しい題材を見事に演じきった木村の演技力を絶賛するコメントが多く寄せられた。木村のストイックで緻密な役作りが存分に発揮された作品といえるだろう。
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《アイドルを一切感じさせない演技でよかった》
《サムライのいさぎよさ、律儀さをよく表した演技が光っていた》
《時代劇で木村さんの新しい魅力を発見できた》
《現代劇だけではなく違った彼を見られたので》
第2位に選ばれたのは『HERO』(2015年版)。
2001年に放送された大ヒットドラマ『HERO』(フジテレビ系)。木村演じる型破りな検事・久利生公平が真実を追い求める姿を描くストーリー。お茶の間の心を掴んだ『HERO』は、世帯平均視聴率が毎回30%以上という驚異的な人気を誇っていた。今回ランクインしたのは、そんな超人気ドラマの劇場版第2作だ。
作品の根強いファンからは、木村演じる久利生の魅力を語る声が数多くあがった。《木村拓哉のカッコよさが良く出ている》と評される久利生は、まさに木村にとって「ハマリ役」と言えるキャラクターだったのだろう。
《フランクな検事のキャラクターが合っていたと感じる》
《HEROはどちらも選びきれない。勧善懲悪な感じがいいし脇をかためる出演者が秀逸》
《検事を演じていた姿がとにかくかっこよかったため》
《いつも真剣に役作りをしている》
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そして、栄えある第1位に輝いたのは『HERO』(2007年版)だ。
やはり、『HERO』の人気は根強いようだ。2位の『HERO』(2015年版)にダブルスコアの差を付け1位に選ばれた『HERO』(2007年版)は、ドラマが大ヒットした当時の勢いに乗って公開された作品ということもあり、木村が出演した映画の中でも圧倒的支持を得ている。
松たか子(47)演じる事務官・雨宮舞子と久利生のやり取りを見どころとしてあげるファンも多い。木村自身が持つ魅力と作中のキャラクターが持つ魅力、そして人の心を掴むストーリー。現在でも《また観たいです》という声が寄せられたこの作品は、これからも木村の代表作として長く愛されていくだろう。
《テレビ版のヒットの余韻のまま、スケールアップしていて楽しめた》
《木村拓哉がありのままに演じている感じがして主人公にいいイメージを持ったから》
《松たか子とのやり取りが素敵だった》
《ストーリーが面白い。木村さんが演じる検事もユニークで良い》
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