2025スーパー耐久第3戦富士24時間 7時45分リスタート時の様子 5月31日〜6月1日にかけて行われているENEOSスーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BRIDGESTONE第3戦『NAPAC富士24時間レース』。31日の16時からスタートした決勝は、1日の8時で16時間が経過し、ST-Xの33号車Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3(リー・ジェフリー/太田格之進/チェン・ディーン/トム・カレンダー/元嶋成弥)が総合首位を走行している。
悪天候により1時間遅れでスタートした決勝は、夜間走行に入ってからも天候に影響を受ける展開となった。22時25分には濃霧によりセーフティカー(SC)導入となり、23時52分までおよそ1時間半のSCランが続いた。
解除後、各マシンがレースを展開していくなかで、4号車YAMATO FITが接触の影響でコース上にストップしてしまい3回目のフルコースイエロー(FCY)が導入。解除後には24時23分にはコカ・コーラコーナーのアウト側にAutoLabo Racingの290号車スズキ・スイフトスポーツがトラブルで停車し4回目FCYが続く。
0時56分には、ST-Zクラスのトップを走行していた26号車raffinée日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4とST-2クラスの36号車HCM 内野製作所FL5が接触し、raffinée Zはガードレールにクラッシュ。その影響で、レースはSC導入を経て赤旗中断となった。
車両改修やバリア修復を終えた2時9分になると、グリーンフラッグでレースが再開された。しかしその後、サーキットはふたたび濃霧に包まれ始め、SCランに入ったのちに4時45分に赤旗中断に。以降、濃霧は2時間以上にわたってコース上に立ち込めていたが、コンディションが回復してきた7時30分からSCランがスタートし、7時45分にレースは再開された。
ST-Xクラスによる総合首位争いは、2時44分にトップCraft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3がリスタート時のSC追い越し行為でドライブスルーペナルティを受け、2番手DAISHIN GT-R GT3も他車との接触を理由にペナルティストップ60秒を受けているが、16時間経過時点でも2台が首位を争っている。各クラスのトップ車両は以下のとおりだ。
ST-X:Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3ST-Z:raffinée日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4ST-TCR:BRP★NUTEC 制動屋 CUPRA TCRST-Q:GR Yaris DAT Racing ConceptST-1:D’station Porsche 992ST-2:SPOON リジカラ CIVICST-3:エアバスター WINMAX RC350 TWSST-4:シェイドレーシング GR86ST-5F:YAMATO FITST-5R:村上モータースMAZDAロードスター
[オートスポーツweb 2025年06月01日]