「ダウンタウン」といえば、日本中のだれもが知るお笑いコンビと言っても過言ではないだろう。小学生時代からの幼馴染だった松本人志(61)と浜田雅功(62)のコンビは、長年にわたって日本のお笑いシーンのトップを走ってきた。しかし、2024年に松本は芸能活動を休止。浜田も2025年3月に体調不良を発表し、一時的に「休養期間」を取った。
ダウンタウンの2人が揃ってテレビから姿を消したことに世間は騒然としたが、代わりに番組を担い、脚光を浴びることとなった芸人もいた。そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、20〜70歳のお笑い好きな男女500人を対象に「『ポスト・ダウンタウン』だと思うお笑いコンビ」についてアンケート調査を実施した。
第3位は実力派コンビ「かまいたち」だ。
山内健司(44)と濱家隆一(41)からなる、かまいたちの魅力のひとつは、「漫才」と「コント」の両方ができることだろう。独特なキャラクターを持つ山内と、ツッコミの技術が高い濱家のバランスが絶妙で、2017年には『キングオブコント』で優勝、2019年には『M-1グランプリ』で準優勝を果たした。YouTubeの公式チャンネル『かまいたちチャンネル』の登録者数も240万人超と高い人気を誇る。
最近はMCを務める機会も多いが、無難にこなすのではなく、かまいたちらしい「風刺力」も発揮。現在のレギュラー番組は10本を超えるなど、お笑いコンビの中でも随一の実力を持つ2人がポスト・ダウンタウンの第3位となった。
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《それぞれのキャラが確立されていて、コントもトークも面白く上手い》
《番組を上手に回すことが出来るため》
《司会が上手でスタジオトークが面白いから》
《無難なことだけしか言わないのではだめ。とげがあって風刺力があること》
第2位は安定した人気の「サンドウィッチマン」。
宮城県仙台市出身の伊達みきお(50)・富澤たけし(51)からなるサンドウィッチマン。2007年の『M-1グランプリ』で敗者復活枠からの優勝を果たし、一気に全国区の存在となった。その後さまざまなメディアに登場し、人気芸人としての地位を確立。2025年5月時点で11本のレギュラー番組を抱える人気お笑いコンビだ。
アンケートでは「人柄の良さ」「クリーンさ」を評価する声があがっている。芸人の不祥事がたびたび報じられる昨今だが、サンドウィッチマンはスキャンダルとは縁遠い。また、震災の復興支援に取り組む姿も広く知られており、誠実なコンビと認識している人が多いようだ。
《幅広い年齢層から支持されているから》
《人の心に寄り添えるお二人だからです》
《面白い、人気がある、人が良い》
《今の時代に合っている人気者だと思うから》
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第1位に輝いたのは、《ダウンタウンに似ている》との声もあがった「千鳥」だ。
2000年にコンビを結成した千鳥は、2003年の『M-1グランプリ』で決勝に進出し、大幅に知名度が上昇。その後、東京に進出したものの、なかなか実力が認められず苦しい時期もあったという。しかし、下積み時代を乗り越え、現在はレギュラー番組も多数。MCとしても高く評価されている。
千鳥といえば「漫才」という人も多い。大悟(45)のボケとノブ(45)のツッコミをベースに、絶妙な掛け合いからなる2人の漫才は、《独特で癖になる》との声が。また、2人のボケとツッコミのバランスには「ダウンタウン」に通じるものを感じる視聴者も多いようだ。さらに、アンケートで最も多くあがったのはシンプルに《面白い》という意見だ。ダウンタウンの面白さを継げるコンビとして、千鳥が「ポスト・ダウンタウン」の最右翼となった。
《大悟のキレキレのボケとノブの切れ味あるツッコミがポスト・ダウンタウンを連想させる》
《松ちゃん浜ちゃんにコンビのタイプが似ているので》
《両方面白いし人気もあるから》
《おもしろい MCもうまい》
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