2025年F1第9戦スペインGP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) 2025年F1第9戦スペインGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが金曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)だ。
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)予選 10番手(Q1=14番手1分13秒102:ソフトタイヤ/Q2=1分12秒523:ソフトタイヤ/Q3=10番手1分12秒284:ソフトタイヤ)
「ここまではいい週末だ。Q3に進出したことは、僕たちがポイント争いに加わっていることを示している。僕たちにとって3戦連続のQ3進出で、このことを嬉しく思う」
「後方で争っていたマイアミ以降、僕たちはいくらか進歩した。バルセロナはいつも本当のテストだが、アップデートパッケージのおかげで、僕たちが一歩前進したことを示している」
「明日は、特にここホームで、この素晴らしいサポートの前で仕事を終えられることを願っている」
■アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラ1チーム)予選 9番手(Q1=15番手1分13秒139:ソフトタイヤ/Q2=6番手1分12秒461:ソフトタイヤ/Q3=9番手1分12秒252:ソフトタイヤ)
「今日の結果には本当に満足している。またQ3に進出できて本当にうれしい。この順位は、僕たちに可能なほぼ最高の結果だった」
「一時はQ1すら突破できないかもしれないと心配していたので、自分たちが成し遂げた仕事を誇りに思える」
「マシンの感触は良好で、周回を重ねるごとにどんどん良くなっていった。適切なタイミングで正しい変更を加えることができ、すべてが完璧にかみ合った」
「明日には期待できそうだ。レースに向けて自信を持っている。重要なのは、純粋なペースがあるかどうかと、1ストップか2ストップかの戦略管理をうまくやることだ。スタートを決めることができれば、ポイント争いに加わることができるだろう」
■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)予選 8番手(Q1=13番手1分13秒081:ソフトタイヤ/Q2=10番手1分12秒611:ソフトタイヤ/Q3=8番手1分12秒199:ソフトタイヤ)
「予選パフォーマンスには満足している。ここ数週間はフラストレーションが溜まっていたので、このような結果が必要だったし、僕たちには中団勢のトップに戻ってくることが重要だった。上位4チームは確実に優勢な立場にあるので、今日このポジションにつくことができてよかったし、チームのみんなのためにも嬉しい」
「フリー走行3回目ではいくつかのことを試したが、最終的にはQ3に進出し、しっかりとしたラップを刻み、明日に向けて8番グリッドを獲得した。ポイント争いのチャンスは手に入れたけど、戦略やタイヤのデグラデーションによってまた違った展開になるだろうというのは分かっている。どうなるか様子を見よう。そのなかに入れたらいいね」
「今夜はチャンピオンズ・リーグ決勝を楽しんで、明日の朝は笑顔でレースに臨めるようにしたい」
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリHP)予選 7番手(Q1=6番手1分13秒014:ソフトタイヤ/Q2=7番手1分12秒495:ソフトタイヤ/Q3=7番手1分12秒131:ソフトタイヤ)
「予選は難しいものになると分かっていた。他のドライバーが5セットの新品ソフトタイヤを持っていたのに対し、僕たちは4セットしか持っていなかったんだ。でもそれは自分たちが下した選択だ」
「明日のレースは7番手からのスタートになるが、良い戦いができると思っている。レースペースは良さそうだし、周囲のドライバーとは異なるタイヤ選択肢を持っている。この決断が報われるかどうか、明日見ていこう」
(タイヤ戦略について『Sky Sports F1』に対して語り)「予選が難しくなることは最初から分かっていた。チームは違うやり方を推していたから、責任は自分が負うよ。自分の選択に満足している」
「今日を犠牲にしたわけだ。それが明日報われるといいね。報われなければ、それは僕の責任だ」
「目標は表彰台だ。レースペースは強力だと思う。あとは、どれだけオーバーテイクできるかにかかっている」
■アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)予選 6番手(Q1=5番手1分12秒815:ソフトタイヤ/Q2=9番手1分12秒585:ソフトタイヤ/Q3=6番手1分12秒111:ソフトタイヤ)
「2回の難しいレース週末を終えて、いいリズムに戻れてよかった。セッションの始めはスピードを上げるのに時間がかかったが、周回を重ねるごとに自信を積み上げていった」
「残念ながらQ3では新品のソフトタイヤが1セットしかなかったので、(できることは)少し制限された。リスクを取ることはできなかったが、あちこちでコンマ数秒稼げたと思う。 でも全体的に見れば、6番手という結果は、週末の初めの時点から大きく前進したことを示していると思う」
「気温が高いので、明日は難しいレースになりそうだ。全員にとって、タイヤを温存することは本当に難しいだろう。これが、僕たちが今週末ロングランのペースに意図的に集中してきた理由だ。僕たちが改善する必要のある分野だからね。明日はこれまでの進歩を試すいいテストになるだろう。競争力のあるレースができると期待している」
[オートスポーツweb 2025年06月01日]