俳優松下洸平(38)が5月31日、日本テレビ系「アナザースカイ」(土曜午後11時)に出演。21歳でミュージシャンとして芸能界デビューした時期を振り返った。
自分の肩書きについて問われて「肩書き…難しいですね。僕自身も1個に限定していないので、何なんだろ?」と自問自答した。芸能界のスタートについて「もともと21歳のときにミュージシャンとしてデビューした」と話すと、MC今田耕司(59)から「デビューはミュージシャン?」と驚かれた。
美術高校を卒業後、音楽の専門学校に進学して、21歳で洸平の芸名でシングル「STAND UP!」でメジャーデビュー。当時を振り返り「これは売れるぞと思った。漠然とした自信と夢が広がって『よっしゃ、きた』と思ったんですけど、全然結果が出なかった」と話した。
ミュージシャンでは活路が見いだせなかったが「たまたま、ミュージカルのオファーがきて、役者になるつもりはなかったけど、記念受験じゃないけど、受けたら拾ってくれた」と話し「僕の脳みそめちゃくちゃ単純で、ミュージカルやった瞬間に『ヤバい』と思って『超楽しいじゃん』と思って」と俳優への階段を昇り始めたと語った。
ただ、新たなオファーが訪れるわけではなく「足を突っ込んだらめちゃくちゃハードだった」と回顧。ミュージカルや演劇の世界に携わりたくて演劇の雑誌のライターで食いつないでいた。「囲み取材とかあるじゃないですか、関係者用のパス(腕章)を付けて、写真撮って『初日の意気込みを聞かせてください』とかやってましたね」と、記者業も経験も紹介。「めちゃくちゃ荒波。20代のうちはしがみついて、毎日必死だった」と振り返った。
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