TAKURO「みんながGLAYを守ってくれていた」5万人ファンへ感謝 未発表曲に東京D感涙

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2025年06月01日 21:01  日刊スポーツ

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演奏するTAKURO

GLAYが1日、東京ドームで「GLAY 30th Anniversary GLAY EXPO 2024−2025 GRAND FINALE」を開催した。


東京ドーム2公演と京セラドーム大阪公演の3公演を開催し、15万人を動員予定。この日はベストアルバムのファン投票1位に輝いた「pure soul」「疾走れ!ミライ」など人気曲を連ね、Buddy(ファンの総称)を熱狂させた。


ライブ中盤、リーダーTAKURO(54)がセンターステージに1人で現れると「あらためてGLAYの3人のTERU、JIRO、HISASHIに感謝を伝えたいと思います。彼らは僕にとって憧れです」とメンバーに感謝を伝えた。


続けて「氷室京介さんとのセッションは一生の宝物ですし、あのセッション以降は余生なんじゃないか」と笑いつつ、「冬にはB’zの松本さんとTERUがセッションする夢も見せてくれました。そして小田和正さんとレコーディングするという、俺はこんな幸せでいいのかな」とかみしめた。


東京ドームを埋めたBuddyを見渡しながら「気づいたことがあって、『リーダーとしてGLAYを守らなきゃ』とすごく強がっていたけど、全然守れていなくて…でもGLAYはこうしてしっかり進んでいた。みんながGLAYを守ってくれていたんですね」と語った。続けて「よし、今日から君ら全員GLAY! みんなGLAYだ!」と叫び、大歓声を浴びた。


そして、「僕は曲を書いて生きていくんだと感じました。GLAYの音楽の作り方は、まず俺がギター1本でへっぽこデモを作ってGLAYに聴いてもらうんですけど、今日はここにいるGLAY全員にテープになる前のデモを聴いてもらいます」とギターを手にすると、来年リリース予定という未発表曲「NEVER−ENDING LOVE」を披露。数週間前にできたばかりという曲を歌い上げ、会場は感動の拍手に包まれた。


デビューから30年の月日を重ねても東京ドームのステージでライブができることへの感謝を何度も語り、あらためてBuddyに「死ぬまでGLAYをやらないか」と呼びかけた。【野見山拓樹】

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