2000円米の炊き方「3つの極意」とは 専門家指導のコメ実食も谷原章介「もうちょっと固めが…」

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2025年06月02日 11:03  日刊スポーツ

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谷原章介(2021年3月撮影)

全国に64人しかいない「五ツ星お米マイスターProf.」の牧野基明さんが2日、フジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月〜金曜午前8時14分)に出演。古米などのおいしい炊き方の極意を説明した。


小泉進次郎農相が進めた5キロ2000円の随意契約備蓄米が各地で発売され、スーパーなどでは開店前から行列ができたり、徹夜組まで出た話題を「2000円台“小泉米”熱き争奪戦 いざ食卓へ」との特集で、古米などのおいしい炊き方の極意について触れた。


極意1は「米においしい水を吸わせる」。牧野さんは、コメに水を入れるのではなく、水にコメを入れると説明。コメに水を入れると白く濁った水が吸水されるため、おいしい水にコメをいれて、濁らない状態で研がずに30分ほど吸水させるとした。おいしい水は、ミネラルウォーター、浄水器の水などがいいとした。


極意2は「“研ぐ”というより“優しく洗う”。牧野さんは、「(水に沈んだコメに)抵抗力があるくらいに水を減らして優しく」と、右手の指先で優しくコメをすすぐような研ぎ方を進めた。この時は水道水でもよく、流水ですすぐのもOKという。


極意3は「水を吸った米と同量の水で炊く」。2合のコメは吸水後に2.5合ほどの体積になるといい、この膨らんだ状態の量にあわせた水の量で炊くとした。


スタジオでは、スタッフが普通に炊いたコメと、牧野さん指導の方法で炊いた米を試食。牧野さんの指導した方法で炊いたコメについて、カズレーザーは「やっぱ、やわらかいですね。水分量多いから」。入江陵介氏は「なんかコメがおっきく感じますね。1つ1つが」と短くコメントした。


酒主義久アナが「違い感じますか」と問うと、松村未央アナは「口に入れた瞬間の香りが、ふわっと、より甘さを感じるような」と、炊き方で出た変化を簡潔に説明した。谷原も「香りは全然いいです」と変化を伝えながらも「私はもうちょっと固めが好きなんで」などと、ここへきて、お米の固さの好みに言及。牧野さんは「炊飯器の線」ではなくて、好みの水加減で炊けばいいと解説した。

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